タイトル等
世界は生きている
松藤孝一
会場
静岡市美術館
エントランスホール
会期
2023-01-17~2023-03-05
※ご来館の際は、最新の開館状況および注意事項を当館HPまたはお電話にて必ずご確認ください。
休催日
毎週月曜日
開催時間
10:00~19:00
観覧料
観覧無料
主催者
静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
概要
多くの人が行きかうエントランスホールの開放的な空間で、現代のさまざまな美術の姿を紹介してきたShizubi Project。第8回は、ガラスを素材に人間と自然環境の関係性を見つめてきた松藤孝一(1973-)の作品を展示します。
溶解炉のなかで変幻自在に形を変えるガラスに魅せられた松藤は、2011年の東日本大震災で発生した原発事故をきっかけにウランガラスを扱うようになりました*。大小様々な形の集合体は、ビルが整然と立ち並ぶ都市を思わせ、穏やかな佇まいをみせます。しかしそこにUVライトを当てると一転、怪しく蛍光色に発光します。相反するその表情や、行き過ぎた力が加わると割れてしまうガラスの脆さはそのまま、人間の関わり方次第で恩恵にも脅威にもなりうるウランそのものの危うさへとつながります。
本展では、松藤の代表作であるウランガラスによるインスタレーション《世界の終わりの始まり》や、希ガスを閉じ込めたガラス作品、さらに気泡ガラスをレンズにして静岡の風景を撮影した写真作品や波の音とガラスを組み合わせた新作も発表します。人間よりも遥かに長い歴史を持つ元素や自然と関り合いながら、世界の深遠さに迫り、自らの立脚地を探し求める作家の試みをご覧ください。
*作家が制作するガラス作品のウラン含有率は0.1%程度で、人体でカリウムが放出すると言われている放射線量とほぼ同程度です。
イベント情報
アーティストトーク
1月17日(火)11:00-、3月5日(日)14:00- 40分程度
会場=当館エントランスホール
参加料=無料 申込不要(当日直接会場にお越しください)
ホームページ
https://shizubi.jp/event/6099/
会場住所
〒420-0852
静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
交通案内
○ 電車
JR 静岡駅北口より 地下道を利用して徒歩3分
静岡鉄道 新静岡駅より 徒歩5分

○ 新幹線
東京駅・名古屋駅から 東海道新幹線ひかり号で約1時間
新大阪駅から 東海道新幹線ひかり号で約2時間

○ 車
東名 静岡ICより 約15分
※お車でお越しの際は、近隣の駐車場をご利用ください。

○ 空路
富士山静岡空港より 静鉄バス(静岡エアポートライナー)で約1時間
ホームページ
https://www.shizubi.jp/
静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
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