タイトル等
2022年度 コレクション展4
〔常設展示室1〕素材とあそぶ―令和3年度新収蔵作品を中心に―
〔常設展示室2〕讃岐漆芸の美―アムステルダム国立美術館漆芸展出品作品を中心に―
会場
高松市美術館
1階常設展示室
会期
2023-01-05~2023-03-26
休催日
月曜日(ただし、1月9日(月曜日・祝日)は開館、1月10日(火曜日)は休館)
※3月9日(木曜日)、10日(金曜日)は展示替えのため休室。
開催時間
午前9時30分~午後5時
(ただし、特別展開催期間中(2月11日~3月21日の金曜日・土曜日は、午後7時まで)
※常設展示室1は3月11日(金曜日)から26日(日曜日)は「第40回日本伝統漆芸展」を開催。
観覧料
【一般】 200円(160円)
【大学生】150円(120円)
【65歳以上・高校生以下】無料
※( )内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料
※高松市キャンパスメンバーズ制度加盟大学等の学生証所持者は無料
※共通定期観覧券
共通定期観覧券をご利用になると、高松市美術館及び高松市塩江美術館主催の展覧会を、購入日から1年間何度でも鑑賞できます。
令和2年5月5日から令和3年5月3日(臨時休館の前日)までに「共通定期観覧券」を購入した方は、有効期間が延長されます。
販売場所:高松市美術館1階受付及び高松市塩江美術館
販売価格:1枚3,000円(65歳以上 1枚1,500円)
※持参されたご本人のみ有効です。
※他の割引との併用はできません。
※ご購入の際、65歳以上の方は、長寿手帳等、年齢が確認できるものをお持ちください。
主催者
高松市美術館
概要
〔常設展示室1〕素材とあそぶ―令和3年度新収蔵作品を中心に―
現代アートの作品には様々な素材が使用されています。油彩、水彩、アクリルなどの絵具はもちろん、時には画材ではない素材も作品に生かされています。本展では、令和3年度(2022年度)新収蔵作品を中心に、素材に注目して高松市美術館のコレクションを紹介いたします。
架空の「大正生まれの三流画家ユアサヱボシ」として制作を続けるユアサ エボシの《GHQ PORTRAITS》では、戦後の瓦礫を素材にアメリカ兵の似顔絵を描いたという設定のもと、古い瓦が使われています。アメリカの石油パイプライン建設にまつわる争いや問題をテーマにした加藤 翼の映像作品《Underground Orchestra》では、住処を追い出されたプレーリードッグたちの新しい巣穴につけたベルの音が鳴り響き、地上から見えない彼らの存在を知らせます。《無名》は、谷澤 紗和子による陶土と貝殻を合わせて焼成した無数の陶人形と、作家の藤野 可織が執筆した小説とが対になった二人の合作です。その他にも、油彩で「変顔」の自画像を描き続ける松井 えり菜や、つないだ牛皮に動物を描いた鴻池 朋子の作品を紹介します。
それぞれが表現に合わせて選び用いた素材の違いを感じながら、高松市美術館のコレクションをお楽しみください。

〔常設展示室2〕讃岐漆芸の美―アムステルダム国立美術館漆芸展出品作品を中心に―
今夏、アムステルダム国立美術館で開催された「Breaking out of Tradition(伝統からの脱却)」をテーマにした「Modern Japanese Lacquer(近代日本の漆芸)」展に、アメリカ、オランダ、スイス、ドイツの美術館や個人のコレクションとともに高松市美術館のコレクションから 6 点が出品されました。明治維新後、漆芸家たちは近代的なアイデンティティと表現方法を求めて、新しい技法を見出したり、モティーフや扱う素材に独自性を持たせたり、と様々な挑戦を行いました。磯井 如真や音丸 耕堂といったその時代を生きた讃岐漆芸の作家たちも、新しい顔料や技法、意匠を積極的に取り入れました。そして、彼らの多彩な表現と精緻な技術は、現代にも受け継がれています。
本展では、「Modern Japanese Lacquer」展に出品された、石井 磬堂《狭貫彫 堆黒 香卓》や音丸 耕堂《堆朱板文庫 昆蟲之圖》、《彫漆椿文手箱》、磯井 如真《堆朱 柿香盒》のほか、出品された作品とは異なる技法や意匠に挑戦した彼らの作品や、讃岐漆芸の祖である玉楮 象谷の作品も併せて展示いたします。
讃岐漆芸の精緻な彫りと豊かな色彩、そしてそれぞれの作家たちの個性溢れる表現を高松市美術館のコレクションを通してお楽しみください。
イベント情報
ギャラリートーク
開催日時:
2023年1月21日(土曜日)午後2時~
会場:
1階常設展示室
聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)

みる誕生会
内容:
高松市美術館コレクション展4「素材と遊ぶ-令和3年度新収蔵作品を中心に-」の展示作品を鑑賞します。
開催日時:
2023年3月5日(日曜日)午前10時~正午
会場:
1階常設展示室
定員:
目が見えない・見えにくい人4人、その他の人4人(要申込)
※先着順
聴講料:
無料(ただし観覧券は必要です)
申込方法:
お電話(087-823-1711)にて受け付けます。
2月3日(金曜日)~3月3日(金曜日)までの間に高松市美術館へお電話でお申し込みください。
※定員に達した場合は、期限前に受付を終了する場合があります。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibition_2022/collection_2022/da_20230105.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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