明治5年の鉄道開業時に描かれたと推定される「新橋横浜間鉄道之図」、明治10年発行の旅行ガイドブック「箱根熱海温泉道案内」、明治19年に東京大阪間鉄道を中山道経由から東海道経由に変更した際の文書、昭和6年公布の「国立公園法」、昭和23年公布の「温泉法」、菱川師宣が描いた「東海道分間之図」(1711年版)、1843年に12代将軍徳川家慶が参詣した際に作成されたと推定される「日光道中絵図」、江戸時代の箱根温泉ガイドブックである「七湯集」等、以上の資料を含む20点あまりの資料を展示。同時に、昭和27年の講和・独立の達成から昭和47年の沖縄返還実現までの日本の歩みをたどる常設展「公文書に見る国のかたち-国際社会への再登場-」も開催中。