この度小山登美夫ギャラリーでは、国際的に活躍するカンボジアのアーティスト、クゥワイ・サムナンの個展「Love of the Land」を、六本木、天王洲の2箇所で同時開催いたします。
六本木では2018年「Popil」(ポピル)の写真・映像作品、天王洲では2021年「Calling for Rain」(コーリング・フォー・レイン)の映像作品を展示。
両作品とも、日本での初公開です。
【「Calling for Rain」について】
映像作品「Calling for Rain」は、2021年ナショナル・ギャラリー・シンガポールのチルドレンズ・ビエンナーレの際のコミッションワークとして制作された、クゥワイの最新作です。
ヒンドゥー教の聖典「ラーマーヤナ」からインスピレーションを得たストーリーで、猿のキリは住む森が破壊され、家がなくなってしまいますが、次第に、森や川が荒らされるのは、火の龍アキの無責任な行動から来ていることがわかり、、
キリは力を奮い起こし、友達や愛する魚のコンキーの助けを借りて、火を止め、雨を降らせるために叫び声をあげます。それにより火の龍アキにも変化がおとずれるのです。
より詳しい作家説明はこちらをご覧ください:http://tomiokoyamagallery.com/artists/khvaysamnang/
作品情報:https://www.khvaysamnang.com/works/calling-for-rain-2021/