- タイトル等
区切りと生成
生井亮司|藤原彩人[ゲスト出品]|三好風太|竹本悠大郎|さかいともみ|岩本彩花|長島さと子
飯塚 純|石黒芙美代|菊地 匠|南雲まき|山本玲央|橋本大輔|櫻井あすみ
- 会場
- 小山市立車屋美術館
- 会期
- 2022-10-22~2022-12-18
前期:2022年10月22日[土]→11月20日[日]
後期:2022年11月23日[水・祝]→12月18日[日]
- 休催日
- 月曜日、10/28(金)、11/4(金)、22(火)、24(木)、25(金)
- 開催時間
- 午前9時~午後5時
小川家住宅:午前9時~午後4時(午後3時30分までの入館をお勧めします)
- 観覧料
- 一般500(団体360)円、大高生300(団体180)円、中学生・義務教育学校生以下無料
*小川家住宅入館料を含みます*団体は20名以上*障がい者手帳をお持ちの方と付添一名無料
*リピーター割引:本展を2回以上ご観覧の場合、前回半券(領収印があるもの。1回限り有効)をご提示くださると、団体料金で観覧できます(ほかの割引との併用不可)*おやまミュージアム割引:小山市立博物館企画展の半券*無料日:11月3日(木)文化の日、11月23日(水)勤労感謝の日(2022年4月以降の領収印があるもの。年度内、1回限り有効)で一般100円、大高生50円を割引(ほかの割引との併用不可)
- 主催者
- 小山市立車屋美術館
- 協賛・協力等
- 後援:朝日新聞宇都宮総局、FMおーラジ、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、テレビ小山放送、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局
本展覧会は、日本学術振興会科研費「美術教育と市民性教育ーArts-Based Researchの社会的可能性」(課題番号21K00233)の助成を受けたものである
企画監修
生井亮司 武蔵野大学 教授
小松佳代子 長岡造形大学 教授
- 概要
Articulationは「分節化」と訳されることがあります。骨の関節や竹の節のように、それは分けつつ接続することを意味します。美術作品として形にすること、あるいは言葉として表現することは、流動的な世界に一つの区切りを入れることです。しかしそれは、わかりやすく分類して「わかったことにする」ためにではなく、いったん区切ることで、そこから新たな思考を生み出していくためにです。
私たちはあらゆるものを区切りながら生きています。美術もさまざまなものと区切られているように見えます。美術は感性的なものであって論理的なものではない、美術は虚構であって現実ではない、美術は感覚で理解するものであって研究するものではない…。確かにそうなのかもしれません。しかしそうして区切るのは、「美術とはこういうものである」と決めてしまうためではなく、むしろそのようにして区切ることで生じてくる違和感、「本当にそのように区切ることはできるのか?」という問いから、新たな見方が生まれていきます。
本展覧会は、美術作品の展示です(という区切り方をしています)。しかし同時に、美術の表現とは何か、作品を展示するとはどういうことかということを、そのように区切ることでまた考えていこうとする探究のプロセスでもあります。展示することは一つの区切りですが、それは終わりではなく問いの生成へとつながります。終わらない探究の現時点での姿としてご高覧いただければ幸いです。
- イベント情報
- ギャラリートーク
日時:[前期]11月20日(日)14:00~|[後期]12月18日(日)14:00~
定員:15名 参加無料 要当日観覧券|会場:企画展示室
*事前申込み・先着順(車屋美術館 電話0285-41-0968、10/1受付開始)
シンポジウム「アーティストは何を探究しているのか」
日時:11月23日(水・祝)14:00~16:00|定員:30名
パネリスト:冨井大裕、藤原彩人、生井亮司、小松佳代子
*事前申込み・先着順(車屋美術館 電話0285-41-0968、10/1受付開始)
会場:小山市立博物館 視聴覚室
ワークショップ「モノが作品になるときー芸術家と作品のあいだを旅するワークショップ」
企画:竹丸草子(長岡造形大学大学院博士課程3年)
素材やモノたちが作品になるとはどういうことでしょうか。
ワークショップでは、気になったモノに自分なりの視点を加えて作品づくりをします。
展覧会出展作家と一緒に作品制作の思考の旅に出てみませんか?
日時:11月23日(水・祝)10:00~12:00|定員:15名(対象年齢:中学生以上)
*事前申込み・先着順(車屋美術館 電話0285-41-0968、10/1受付開始)
会場:小山市立博物館 視聴覚室
各イベントは中止となる場合があります。詳細についてはお問合せください。
- ホームページ
- https://www.city.oyama.tochigi.jp/site/kurumayamuseum/264601.html