タイトル等
片山健の油彩画展
濃密な記憶と懐かしい匂い
会場
武蔵野市立吉祥寺美術館
会期
2022-10-01~2022-11-13
休催日
10月26日(水)
開催時間
10:00~19:30
観覧料
300円(中高生100円、小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
主催者
武蔵野市立吉祥寺美術館 <(公財) 武蔵野文化生涯学習事業団>
協賛・協力等
|協力|一般財団法人 小さな絵本美術館・のら書店・福音館書店
概要
「片山健の油絵を、ならべてゆっくりと見てみたい」という衝動は、確かにだいぶ前からあったような気がする。なぜか?私はここ30年間くらいの片山健の展覧会は、ことごとく行っているはず。でもその個々の会場での私は、うまく絵と向き合っていなかったような気がする。「片山健の絵!」という高揚感が、展覧会場にいる私にまとわりついて、ひとりで勝手にお祭りをしていたのだ。ただただ高揚していただけ。も一度ちゃんと見てみたい。片山健の描く子どもは、どうしてあんなに恍惚としてザリガニや貝を抱くのだろう、ただ線を引くこと自体がどうしてあんなにおもしろくかっこいいの、どうして両手のあいだに川があるの、鮫の影で眠るのはそんなに気持ちがいいのかな、デカパンを履いた子どもが愛おしい。眺めていると、私のなかのどこかにあるユーモアという感覚が蘇ってくる。これがうれしい。それは、きっと人がこの世に生まれたとき、なにがうれしいのかわからないけど、にかっと笑って見せる、あのなにかじゃないかと思ったりする。片山健という作家は、そのなにかに近づこうとした作家ではないかな、と。この作家の絵、とりわけ油絵をならべて見てみたいという衝動がずっとつづいている。
土井章史(どい・あきふみ/本展監修者)
イベント情報
トークショー
油彩画家としての片山健を語る
11月3日(木・祝) 14:00~16:00
武蔵野市立吉祥寺美術館 音楽室
|出演| 片山中藏(本展デザイナー/片山氏長男)
土井章史(本展監修者・編集者/「トムズボックス」主宰)
|料金| 無料 ※ただし、美術館入館チケットが必要
|定員| 40名(申込先着順)
10月3日(月)10:00より、お電話(0422-22-0385)のみで受付開始。
ただし、1回のお電話につき、2名様まで受付可。
ホームページ
https://www.musashino.or.jp/museum/1002006/1003349/1004111.html
会場住所
〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル(コピス吉祥寺A館)7階
交通案内
JR中央線、京王井の頭線「吉祥寺駅」下車徒歩約3分。
美術館専用の駐車場はありません。
ホームページ
https://www.musashino.or.jp/museum/
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16 FFビル(コピス吉祥寺A館)7階
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