現代美術の祭典『瀬戸内国際芸術祭』『岡山芸術交流』が開催されるこの秋、高梁市成羽美術館ではニューヨーク在住50年を記念して、国内外で目覚ましい活躍を続ける現代美術家 野田正明の個展「野田正明 50年の軌跡 ―ニューヨークから世界へ―」を開催します。
野田正明は渦巻き流れるようなエネルギーに満ち溢れた版画やドローイングと共に、抽象ステンレス彫刻をアメリカのみならず中国やギリシャに設置、特にオリンピック発祥の地ギリシャでは、小泉八雲ことラフカディオ・ハーンをモチーフに、世界に開かれた精神を象徴する作品を発表しています。まさに世界と日本との懸け橋とも言える野田の作品から、素晴らしい気と情熱を感じ取っていただければ幸いです。