タイトル等
流 麻二果
その光に色を見る
会場
高梁市成羽美術館
会期
2022-09-17~2022-12-18
休催日
毎週月曜日(ただし9月19日・10月10日は開館し翌日休館)
開催時間
9時30分~17時
(入館は16時30分まで)
観覧料
一般・シニア1,000円 学生(小・中・高・大学生)500円
(団体20名以上は2割引)
※高梁市内在住の小・中学生入館無料(学校休業日のみ)
主催者
高梁市成羽美術館
協賛・協力等
[協賛]岡山ビジネスカレッジ
[後援]岡山県、高梁市教育委員会、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、読売新聞岡山支局、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、RSK山陽放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、OHK岡山放送、KSB瀬戸内海放送、株式会社吉備ケーブルテレビ、FM岡山、FMくらしき、レディオモモ、エフエムふくやま
概要
私は自然光のもとで絵を描く。

色を見つけるには、人工の強い光ではなく、柔らかく隅々まで照らしてくれる太陽の光が必要だからだ。

強い光のもとでは、あらゆるものが明るみになる。と同時に、影になって見えなくなるものもある。
社会の仕組みの中で見えなくなってしまっているもの、我々が見て見ぬふりをしてきたもの。
人工的な強い光は影も生んできた。

自然の光の下では、移ろいや機微を捉える曖昧な眼を自分の中に感じる。
曖昧さは時に欠点なのだが、
強い光では見えない多様で深層的な光を感じることができる力とも捉えている。

例えば、生きていることを感じる光。
戦時を生き残り、彫刻家として生き抜いた父が数年前に死を迎えた時に放った光は強烈であったし、
このパンデミックで世界には一様に生きようとする光が放たれていた。

そして日本文化が作り出した「女性らしさ」に抑圧されながらも制作した作家たちの作品の力強い光。

そうした光を見つけ、受け止め、その光のもとに見えてくる多彩な色を「生きている色」として描く。
その光に色を見る。

現代美術の祭典『瀬戸内国際芸術祭』と『岡山芸術交流』が開催されるこの秋、高梁市成羽美術館では「流 麻二果 その光に色を見る Spectrum of Vivid Moments」を開催します。「色彩の画家」と呼ばれる流 麻二果は、美術館やギャラリーでの作品発表のみならず、建築空間での色彩設計やインスタレーションなど、多彩な仕事で国際的に活躍する現代アーティストです。
この度の展観では、色彩画家として光溢れ色が幾重にも塗り重ねられた躍動的な作品や、遥か彼方に思いを馳せるような静寂な作品などに加えて、過去に画家を目指しながら女性であることから制作を諦めたり、今ではほとんど無名に近い女性作家の作品をモチーフにして、その色彩を再構成して新たな息吹を吹き込んだ新作「女性作家の色の跡」をご覧いただきます。
イベント情報
1.開会式
日時:9月17日(土) 10:30~11:00 場所:多目的展示室

2.作家によるギャラリートーク
日時:9月17日(土) 11:00~11:30 場所:展示会場

3.ワークショップ「2022年の成羽の色」
日時:10月2日(日) 13:30~15:00 場所:レクチャールーム
講師:流 麻二果 対象:中学生以上 参加費:500円 参加方法:公式ホームページよりご応募いただくか、メールにて件名に「流 麻二果展ワークショップ参加希望」、本文に(1)参加者氏名(よみがな)(2)代表者電話番号を明記の上、[email protected]にお申し込みください。
会場住所
〒716-0111
岡山県高梁市成羽町下原1068-3
交通案内
[電車・バス利用]
JR「岡山駅」から 伯備線<特急やくも> 35分、<普通> 約50分、「備中高梁駅」下車。バスセンターから 成羽方面への備北バス 約20分、「成羽」停留所下車すぐ。

[車利用]
・山陽自動車道・倉敷IC または 笠岡ICから 約50分
・岡山自動車道・賀陽ICから 約30分、岡山総社IC、有漢ICから 約40分
・中国自動車道・北房IC または 新見ICから 約50分
・岡山空港から 車で約60分
ホームページ
https://nariwa-museum.or.jp/
岡山県高梁市成羽町下原1068-3
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