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ご注意
: 会場住所、交通案内、ホームページ、問合せ先等の情報は、展覧会チラシを元に作成しており、当該展覧会開催時の内容となっております。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご注意ください。
2020年3月以降の展覧会情報については変更(延期、中止等)となっている場合が多くなっていますので、特にご注意ください。
タイトル等
理想の書物
ー英国19世紀挿絵本からプライヴェート・プレスの世界へー
会場
群馬県立近代美術館
展示室1
会期
2022-09-17~2022-11-13
前期:9月17日[土]ー10月10日[月・祝]
後期:10月13日[火]ー11月13日[日]
●新型コロナウイルス感染拡大防止の視点から、会期および関連事業等の日程を変更する場合がございます。ご来館の前に当館HP等で、最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
休催日
月曜日(ただし9月19日、10月10日は開館)、9月20日[火]、10月11日[火]。
※10月12日[水]は展示室1を休室
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入館は4時30分まで)
観覧料
一般900(720)円、大高生450(360)円
※( )内は20名以上の団体割引料金。中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名、群馬県民の日(10月28日)に観覧される方は無料。
主催者
群馬県立近代美術館
協賛・協力等
特別協力|郡山市立美術館
概要
世界に先駆けて産業革命を成し遂げ、中産階級の台頭を見た18世紀末から19世紀にかけてのイギリスでは、読書の需要が高まって大量に書物が出版されるようになりました。そこでは、以前からの本作りの伝統を継承しつつ、幻想に溢れるウィリアム・ブレイクの銅版画やトーマス・ビューイックの精緻な木口木版画、ラファエル前派の物語る挿絵などを備えた書物が生み出されました。また子ども向けの絵本の制作にも力が入れられ、ケイト・グリーナウェイやウォルター・クレインが活躍する黄金時代が築かれます。
このような書籍生産の新時代を迎えたイギリスでは、19世紀末になると、活字のデザイン、レイアウトと装飾を見直しあらためて優れた本を作ろうとする運動がウィリアム・モリスを中心としておこります。中世の写本や15世紀の初期印刷本にまで遡って研究し、古典的な詩文などを対象に、選び抜かれた用紙、活字、紙面のデザイン、装丁を行う小規模の出版活動が、プライヴェート・プレス運動です。この運動は、美しく端正で、機能的なデザインの本を生み出し、本展に出品される世界三大美書、ケルムスコット・プレスの『ジェフリー・チョーサー著作集』、アシェンディーン・プレスの『ダンテ著作集』、ダヴズ・プレスの『欽定訳聖書』はその代表例です。そしてこの運動の理念は、20世紀前半の個性あふれる木版画を納めた書籍に引き継がれていきます。
本展では、美しい本作りの土壌である19世紀イギリスの挿絵本を中心に紹介する第1部と、プライヴェート・プレスとその後の展開に焦点を当てる第2部により、合計約100点の書籍を展示し、理想の書物を求めた運動を紹介します。
イベント情報
講演会1
「イギリスの書物の魅力」
講師:永山多貴子(郡山市立美術館学芸員)
10月16日[日] 14時~15時30分 2F講堂 定員100名(要申し込み・無料)
講演会2
「理想の書体と組版とはープライヴェート・プレスの書体を俯瞰して考えるー」
講師:木谷正人(印刷博物館 印刷工房インストラクター・研究員)
11月5日[土] 14時~15時30分 2F講堂 定員100名(要申し込み・無料)
学芸員による作品解説会
11月2日[水]、11月12日[土]
14時~15時 2F講堂 定員100名(申し込み不要・要観覧料)
●新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、少人数で距離を保って開催いたします。
申し込み方法等詳しくは当館HP等をご確認いただくか、当館までお問い合わせください。
展示替え情報
会期中、一部展示替えを致します。
ホームページ
https://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/exhibition-privatepress
会場住所
〒370-1293
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
交通案内
[自動車]
■ 上信越自動車道の 「藤岡I.C.」高崎方面出口より出て、県道13号線を前橋方面に約10分。
■ 関越自動車道 「高崎玉村スマートI.C.」(ETCのみ)より出て高崎方面に向かい、県道13号線を藤岡方面に約8分。
■ 北関東自動車道 「前橋南I.C.」より県道13号線を藤岡方面に約15分。
■ 県立公園「群馬の森」の大駐車場をご利用ください(無料)。 大型バス複数台駐車可能。(要予約)
*公園閉園後の駐車場の利用はできません。
県立公園「群馬の森」 開園時間: 4月~9月:7時30分~18時30分 / 10月~3月:8時~17時30分
[タクシー]
■ JR 高崎駅東口より 約20分
■ JR 新町駅より 約10分
[電車・バス]
■ JR 高崎線・湘南新宿ライン または 上越・北陸新幹線で 高崎駅下車 (新幹線は東京駅より約60分)。
JR 高崎駅東口より、市内循環バスぐるりん 「群馬の森線」 9系統(約38分)、10系統(約26分)、または「岩鼻線」 15系統(約25分)で、いずれも「群馬の森」下車。(200円)
ホームページ
https://mmag.pref.gunma.jp
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