セゾン現代美術館は1981年8月「マルセル・デュシャン展」による開館から、昨年40年を迎えました。41年目となる本展では、これまで収集してきた国内外の20世紀初頭から現代に至る質の高い個性豊かな作品をご紹介いたします。
浅間山を背に静かに横たわる美術館は建築家・菊竹清訓(1928-2011)による設計、美しく赤錆びた入口の鉄の門にはじまり、小川にかかる二つの橋、遊歩道、植栽など細部にわたる庭園全体のプランは戦後を代表する彫刻家・若林奮(1936-2003)により制作されました。広大な庭園には、数々の彫刻作品が点在し、川のせせらぎを聴きながら、ここでしか味わえない、感じられない、贅沢な時間をお過ごしいただけるでしょう。
今年の秋は少し肩の力を抜いて、軽井沢の自然の中に佇むセゾン現代美術館で<現代美術との出会い>を体験してみませんか。