- タイトル等
イメージ・メイキングを分解する
- 会場
- 東京都写真美術館
B1F 展示室
- 会期
- 2022-08-09~2022-10-10
※事業は諸般の事情により変更することがございます。最新情報は当館ホームページでご確認ください。
- 休催日
- 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日休館)
- 開催時間
- 10:00~18:00
(木・金は20:00まで) 入館は閉館30分前まで
- 観覧料
- 一般 700円/大学・専門学校生 560円/中高生・65歳以上 350円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料 ※本展はオンラインによる日時指定予約を推奨いたします。
- 主催者
- 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、日本経済新聞社
- 協賛・協力等
- 助成:公益財団法人吉野石膏美術振興財団
- 概要
芸術作品や映画などの視覚表現から、記憶の断片や曖昧な印象まで。つまり、目に視えるものから、心のなかに浮かんだことまでを、私たちは「イメージ(image)」としてとらえます。また、こうしたイメージを作り出す営為を「イメージ・メイキング(image-making)」と呼ぶことができるはずです。光や人間の錯覚を利用した写真や映像は、技術的なイメージ・メイキングを可能にしました。イメージの原理を研究し、物がそこに存在するかのような像を生み出す。この近代科学による技術は、標準化されることで広く利用できるようになり、特定のルールのなかでイメージ・メイキングされるようになりました。一方、既存の技術を利用した芸術活動としてイメージ・メイキングをおこなうのみならず、イメージ・メイキングの仕組みや道具に注目し、分解したり要素を組み替えたりしながら、標準化されたイメージへの批評を加えて、作品を制作してきた作家たちもいます。本展では、私たちが当たり前だと考えてしまうイメージ・メイキングを、分解して新たなものとして再発明してきた作家たちの作品を紹介します。また同時に、東京都写真美術館の収蔵資料であるイメージ・メイキングのための装置や機器も展覧して、その一様ではない技術や原理を紹介していきます。イメージには実体があるわけではありません。イメージは、作家が制作した作品やコンピュータや映像装置から出力された場所を支持体にして、その形を変えながら広く伝わっていきます。そして、視覚を通じて外的なイメージを認識するだけでなく、想像力によって内的にイメージする私たちも、イメージの担い手なのです。
出品作品・作家:東京都写真美術館所蔵映像装置、Art Ex Machina(6名のコンピュータ・アーティストによるポートフォリオ)、木本圭子、藤幡正樹、タマシュ・ヴァリツキー
- イベント情報
- 会期中に出品作家が登壇するトークを予定しています。詳細は決定次第ホームページに掲載します。
- ホームページ
- http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4276.html