日本初公開作品が76点!
ドイツ生まれの美術商 ハインツ・ベルクグリューン(1914-2007)は、1950年からパリで画廊を経営しながら自分自身のために作品を収集し、世界有数の個人コレクションを作り上げます。
その多くは1996年以後、生まれ故郷であるベルリンのシャルロッテンブルク宮殿に面した建物の中で公開され、広く知られるに至りました。
コレクションの主要作品は2000年にドイツ政府により購入されましたが、これは同国の美術館史上最も高額な購入のひとつです。
彼のコレクションを収める施設はベルクグリューン美術館と改称され、現在はベルリン国立美術館群の一翼を担っています。
2007年にベルクグリューンが他界した後も、彼の遺族が美術館への支援を続け、多数の作品を寄託しています。