美術館では令和2年度より、森林環境税を活用した「アートの森プロジェクト事業」をスタートさせました。第三弾となる今年度は「木」を素材にした作品たちをご紹介します。展示室に登場するのは、宇和島市出身の彫刻家・小清水漸(こしみずすすむ)をはじめ、田窪恭治(たくぼきょうじ)、近藤英樹(こんどうひでき)、畦地梅太郎(あぜちうめたろう)、木和村創爾郎(きわむらそうじろう)、土居明生(どいあけお)ら、郷土の作家たちによる作品群のほか、木で「造る」ということの意味を問いかける、李禹煥(リ・ウーファン)の作品を展示します。また今期の関連ブログラムの講師を務める、彫刻家・増本達彦(ますもとたつひこ)の作品も紹介いたします。
さらになぞなぞ美術館では、恒例の①みなさんが展示室に出かける前、と、②展示室に入った時、に作品をじっくりみるための「なぞなぞ」を用意しています。「?」の行方はみる人次第。夏休み、家族や友達と一緒に、木から誕生したアートの森の中を探索してみませんか。