タイトル等
装いの力 異性装の日本史
会場
渋谷区立松濤美術館
会期
2022-09-03~2022-10-30
前期:9/3(土)-10/2(日)
A期間:9/3(土)-9/19(月・祝) B期間:9/21(水)-10/2(日)
後期:10/4(火)-10/30(日)
C期間:10/4(火)-10/16(日) D期間:10/18(火)-10/30(日)

〔土・日曜日、祝休日・最終週は「日時指定予約制」〕
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、土・日曜日、祝休日及び10月25日(火)以降の最終週は「日時指定予約制」を予定しております。詳細は当館ホームページ等でお知らせいたします。お出かけの際は、最新の情報をご確認ください。

*会期や開館時間、イベント等変更する場合があります。最新情報は当館ホームページでご確認ください。
*本展会期中は毎週金曜日の館内建築ツアーは中止します。
休催日
月曜日(ただし9月19日及び10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)
開催時間
午前10時~午後6時
(毎週金曜日は午後8時まで) *いずれも入館は閉館時間の30分前まで
観覧料
一般1000円(800円)、大学生800円(640円)、高校生・60歳以上500円(400円)、小中学生100円(80円)
*( )内は渋谷区民の入館料 *土・日曜日、祝休日は小中学生無料 *毎週金曜日は渋谷区民無料
*障がい者及び付添の方1名は無料
リピーター割引:観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2割引きでご入館できます。
主催者
渋谷区立松濤美術館
概要
男性か女性か―人間を2つの性別によって区分する考え方は、私たちの中に深く根付いています。しかしながら、人々はこの性の境界を、身にまとう衣服によって越える試みをしばしば行ってきました。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となるのです。もちろん、異性装を実践した人物の性自認や性的指向は非常に多様なものであり、それらが異性装とともに必ずしも変化するということはありません。
日本には、ヤマトタケルをはじめとした異性装をしたエピソードの伝わる神話・歴史上の人物たちが存在するほか、異性装の人物が登場する物語や、能・歌舞伎といった異性装の風俗・ 嗜好を反映した芸能も古くから数多くあります。古代から近世を経て、西洋文化・思想の大きな影響下にあった近代日本社会では、一時期、異性装者を罰則の対象とする条例ができるなど変化がおとずれますが、それでも現代まで異性装が消えることはありませんでした。本展では、絵画、衣裳、写真、映像、漫画など様々な作品を通して各時代の異性装の様相を通覧し、性の越境を可能とする「装いの力」について考察します。特に現代では森村泰昌の作品やダムタイプのパフォーマンス記録映像の展示のほか、1989年12月に始まったドラァグ・クイーンによるエンターテインメントダンスパーティー“DIAMONDS ARE FOREVER”メンバーによる、本展のためのスペシャルなインスタレーションが展開されます。
近年では、人間に固定の性別はなく、従って「男性/女性」という二者択一の規定を取り払い、多様な性のあり方について理解し、認め合うという動きがでてきたものの、実際には性別における二項対立の構図はいまだに様々な場面で目にするものでしょう。男らしさ、女らしさとは何なのか。日本における異性装の系譜の一端を辿ることで、それらがどのように表現されてきたのかということを探り、「異性装」という営みの「これまで」と「これから」について考えます。
イベント情報
◎記念講演会
「写真でたどる女装と男装の近・現代史」
9月10日(土)午後2時~(約1時間30分)
地下2階ホール
講師:三橋順子氏(社会・文化史研究者)
*無料(要入館料)・定員40名(要事前申込、先着順)
《往復はがき締切】「9月10日講演会」係まで。9月1日(木)必着
1通につき1名のみ申込可

◎スペシャル・トークセッション
「Drag Queen in Japan~異性を装うとは何か?ジェンダーとセクシュアリティの見地から~」
10月9日(日)午後5時~(約1時間30分)
地下2階ホール
登壇者:シモーヌ深雪氏×ブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏×三橋順子氏(司会)
*無料(要入館料)・定員40名(要事前申込、先着順)
本イベント終了後に展覧会をご覧いただくことはできません。予めご了承ください。
【往復はがき締切】
「10月9日トークセッション」係まで。
9月30日(金)必着 1通につき1名のみ申込可

◎パフォーマンス記録映像
ダムタイプ《S/N》 特別上映
9月17日(土)
①午前10時30分~午後12時30分の回
②午後2時~午後4時の回
地下2階ホール
オペレーター:山中透氏(作曲家、プロデューサー、DJ)
*無料(要入館料)・定員各回40名(要事前申込、先着順)
【往復はがき締切】参加希望時間帯を記載のうえ
「《S/N》特別上映」係まで。9月8日(木)必着
1通につき1名のみ申込可

◎ワークショップ「女装メイク講座」
プロのメイクアーティストによる女装メイク講座!
初級者コースとテクニカルコースのいずれかをお選びください。
9月25日(日)
①初級者コース(メイク初心者向けにベースメイクからお教えします)
午後12時30分~午後2時30分
②テクニカルコース(メイク中級者向けコース。二重にするには?つけまつげの付け方は?など様々な疑問にもお答えします)
午後3時30分~午後5時30分
いずれも地下2階ホール
講師:美寿羽 楓氏(女装専門フォトスタジオ アルテミス代表)
*各コースとも、それぞれ使用するコスメや道具をお持ち頂きます。詳細は当館ホームページをご覧ください。
*無料(要入館料)・定員各回15名(要事前申込、先着順)
【往復はがき締切】参加希望コースを記載のうえ「メイク講座」係まで。
9月15日(木)必着 1通につき1名のみ申込可

◎特別講座
「日本における異性装-展覧会開催にあたって」
10月1日(土)午後2時~(約60分)
地下2階ホール
講師:西美弥子(本展担当学芸員)
*無料(要入館料)・定員40名(要事前申込、先着順)
【往復はがき締切】
「10月1日特別講座」係まで。9月22日(木)必着
1通につき1名のみ申込可

◎学芸員によるギャラリートーク
9月23日(金・祝)、10月8日(土)、16日(日)
各日午後2時~(約40分)
*無料(要入館料)
事前申し込みの必要はありません(要入館予約)

イベント事前申込方法
往復はがき、または当館ホームページの日時指定予約サイトにて承ります。
*1通または1回のお申込みにつき1名のみ申込可。
【往復はがき】〒・住所・氏名・日中連絡のつく電話番号、参加希望のイベント名(「講演会」「トークセッション」「特別上映」「メイク講座」または「特別講座」)をご記入の上、松濤美術館各イベント係まで。

【予約サイト】当館ホームページの日時指定予約サイトのカレンダーから、各イベントを選んでお申込みください。各イベントの20日前24時から受付開始。

迷惑メール等の受信制限をされている方は、事前に予約完了メール「@airrsv.net」と当館からのメール「@shoto-museum.jp」が受信できるようにドメイン設定をお願いいたします。

*会期や開館時間、イベント等変更する場合があります。最新情報は、当館ホームページ等でご確認ください。
*本展会期中は毎週金曜日の館内建築ツアーは中止します。
展示替え情報
*会期中、一部展示替えあり
ホームページ
https://shoto-museum.jp/exhibitions/197iseisou/
会場住所
〒150-0046
東京都渋谷区松濤2-14-14
交通案内
[電車]
京王井の頭線 神泉駅下車 徒歩5分

JR・東急電鉄・東京メトロ 渋谷駅下車 徒歩15分

[バス]
ハチ公バス
「松濤美術館入口」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)
「東大前」下車 徒歩2分
(丘を越えてルート/上原・富ヶ谷ルート)

東急バス
渋55「東大前」下車 徒歩2分

京王バス
渋60・61「東大前」下車 徒歩2分
渋60・61「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

都営バス
渋66「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分

※駐車場はございません。
ホームページ
https://shoto-museum.jp/
東京都渋谷区松濤2-14-14
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