大阪芸術大学博物館は平成14(2002)年に開設され、博物館相当施設として活動をはじめて今年で20周年を迎えました。博物館ではこの20年の間に、本学が創設以来収集してきた3000点を超える多彩な芸術資料や、全国でも有数の蓄音機コレクションの所蔵品展を実施してきました。今回はこれら過去の所蔵品展を振り返りながら、蓄音機、写真、デザイン、絵画、工芸と5つのジャンルにわけて作品・資料をピックアップし、コレクション全体を概観していただきたいと思います。自らの専門分野にこだわらず、さまざまなジャンルの作品に触れてみてください。創作活動のヒントになる何かが見つかるかも知れません。