このたび池田20世紀美術館では、洋画家・小山利枝子の個展を開催いたします。
小山利枝子(1955年生まれ)は、長野県出身。1979年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。1984年のある日、咲いている百日草を覗き込み、有機的な形に興味を持ち、それ以来現在に至るまで花を起点にした絵画を制作しています。
花の形への興味から始まった画面は拡大を続け、連なる山々や流れ落ちる滝、浮かんでは消える雲など、時間の中で千変万化する自然の生命エネルギーを描くことが小山利枝子の絵画のテーマとなっています。今展では、過去の代表作から新作まで、約80点を展示します。小山利枝子の世界をお楽しみください。