東京藝術大学大学院日本画第二研究室の学生と教員が、各々の素描を一同に持ち寄り展示いたします。
素描を行う目的は模索や記録などさまざまですが、それは今も昔も変わらずに続けられている制作上欠かすことのできない重要な行為です。
今年度は制作に直結している素描、日々それぞれの視点の中で生まれ描き留められた記録的な素描、さらに本画の画像を並べて展示いたします。それにより素描が示唆する様々な内容について、鑑賞者・制作者がそれぞれの想いを巡らせる機会になればと思います。
ご高覧いただければ幸甚に存じます。
令和4年 初夏
東京藝術大学大学院日本画第二研究室一同