- タイトル等
- 会場
- 林原美術館
- 会期
- 2022-07-01~2022-09-04
【臨時休館について】「暴風警報」「特別警報」が発令されている場合は、臨時休館とさせていただきます。詳細はHPに掲示しておりますのでご覧ください。
- 休催日
- 月曜日休館(祝日等休日の場合は翌日)
- 開催時間
- 10時~17時
(入館受付は16時30分まで)
- 観覧料
- 一般500円 高校生300円 小・中学生無料
友の会会員、学校メンバーズ加入団体、障がい者手帳提示の方・付添者ー無料
団体(20名以上)、シルバーカード提示の方ー2割引
- 主催者
- 林原美術館
- 協賛・協力等
- 特別協力●株式会社KADOKAWA 後援●岡山県郷土文化財団 山陽新聞社 RSK山陽放送
- 概要
私たちが普段使う「ことば」には、伝統文化や故事に語源を持つものや、季節を感じさせる情緒豊かなものが数多くあります。しかし現代においては、習慣や生活様式の変化により本来の意味とは離れて慣用的に、また季節感なく使われることが多くなっています。今回、株式会社KADOKAWA様のご協力をいただき、『角川新国語辞典』や季節をあらわす言葉を集めた『角川俳句大歳時記』などを紐解きながら、こうした「ことば」があらわす古美術をテーマとした館蔵の美術品をお楽しみいただきます。
「二人のしのぎを削る戦いは…」ニュースなどでよく聞く、ライバルが激しく争う際に使う言葉です。ところで「しのぎを削る」とは、何に由来するのでしょうか。国語辞典の「しのぎ(鎬)」の項を見ると「刀身の峰と刃との中間の小高くなっている部分。ーを削る①激しく斬り合う。②激しく争う」とあります。なるほど、語句の意味と刀剣が語源であることは理解できるのですが、「刀身の峰と刃との中間の小高くなっている部分」とは具体的にどの部分でしょう?さらに、そこが削れるほどの戦いとは、どれぐらい激しいのでしょうか?
与謝蕪村の俳句「朝がほや 一輪深き 淵の色」の季語になっている「朝顔」、夏休みの観察日記のイメージが強いですが、歳時記をみると秋の季語になっています。ちょっと意外ですね。
この展覧会ではこうした「ことば」を切り口に、刀剣や装束、また書画など館蔵の様々なジャンルの作品を展示いたします。国語辞典や歳時記の解説文と美術品を見比べて、刀のしのぎが削れる戦いを想像したり、日々移ろいゆく季節を感じていただくなど、いつもと一味違った展覧会をお楽しみください。
- イベント情報
- ギャラリートーク
会期中の毎週土曜日14時から学芸員によるギャラリートークを行います。
「集まれ ことばの探検隊!」
こどもたちにとっての夏と言えば、そう「夏休み」。そして夏休みといえば、「自由研究」。今年の夏は美術館に来て、学芸員と一緒に言葉の探検をしてみよう。
日 時●令和4年7月23日(土)~8月27日(土)までの毎週土曜日(計6回) 11時~(約1時間程度)
場 所●林原美術館展示室内
定 員●先着20名
参加費●無料(入館料別途)
「書道パフォーマンス」
日 時●令和4年7月31日(日) 13時30分~14時30分
場 所●林原美術館屋外 ※雨天の場合ロビー
出 演●岡山県立岡山芳泉高等学校 書道部・美術部の皆様
見学無料(入館料別途)
「トークイベント」
岡山の老舗企業、三好野本店の社長として岡山財界で活躍する傍ら、公益社団法人岡山県文化連盟の会長の要職を務めるなど文化全般に造詣が深い、若林昭吾氏をお迎えしたトークイベントを開催します。軽妙洒脱なトークでマスコミなどでも活躍する若林氏の「ことば」がつむぐ、伝統文化についての楽しいお話を、展覧会の担当学芸員とともにうかがいます。
日 時●令和4年8月21日(日) 14時~15時
場 所●林原美術館内ロビー
講 師●若林昭吾氏(公益社団法人岡山県文化連盟会長)
テーマ●「ことばが紡ぐ伝統文化」
定 員●30名(要予約) 参加費●無料(入館料別途)
「チャリティーコンサート」
主 催●咲かそ横丁(代表 米倉 孝)
協 賛●林原美術館
日 時●令和4年8月27日(土) 開場18時30分 開演19時
出 演●米倉 孝 氏(サクソフォン) 米倉 由起 氏(作曲、キーボード) 藤野 敦司 氏(ベース) 福田 和哉 氏(ドラム) 他
場 所●林原美術館展示室内 特設ステージ
定 員●60名(当日、定員になり次第締め切りになります)
参加費●チャリティー募金(入館料別途・2割引)
- ホームページ
- http://www.hayashibara-museumofart.jp/data/694/exhibition_tpl/