タイトル等
南画×近代(Modern-Age) 大正~昭和初期を中心として
会場
富山県水墨美術館
会期
2022-11-18~2023-01-15
前期=11月18日(金)~12月11日(日)
後期=12月13日(火)~1月15日(日)
展示室への入場制限を行う場合がありますのでご理解のほどお願いいたします。
休催日
月曜日(ただし、1月9日は開館)、11月24日、12月29日~1月3日、1月10日
開催時間
午前9時30分~午後6時
(入室は午後5時30分まで)
観覧料
一般900(700)円 大学生450(350)円 [前売り]一般700円
※( )内は20人以上の団体料金。 ※小・中学生・高校生及びこれらに準ずる方、各種障がい者手帳をお持ちの方は無料。
【前売券販売所】11月17日まで販売/富山県水墨美術館、富山県美術館、アーツナビ(富山県民会館、富山県教育文化会館、富山県高岡文化ホール、新川文化ホール)
主催者
富山県水墨美術館、北日本新聞社、チューリップテレビ
概要
南画(なんが)とは、古今東西の画派の要素を採り入れながら生まれ、江戸後期から明治初期にかけて流行した日本独自の絵画です。池大雅(いけのたいが)や与謝蕪村(よさぶそん)らの名が知られる南画は、本来、反権威的で柔軟な性格でした。しかし、形式主義にとらわれた「つくね芋山水」と批難されるなかで明治半ばには衰退したものとして、日本の近代美術史ではあまり重要視されてこなかった経緯があります。
ところが、大正期には西洋美術の新思潮「ポスト印象主義」以降の動向が日本画家たちにも影響を与え、南画に再び注目が集まります。洋画から日本画に転じた画家たちなども含め、画派を超えた自由な精神と表現性が見られる新時代の絵画は「新南画」と呼ばれました。
本展ではいくつかの観点から近代の南画を再考し、近代日本美術史のもうひとつの姿を探ります。

南画とは?・・・「南画」という言葉は、知識人が余技として描いた絵というのが本義である「文人画」や、中国山水画の中で簡略・軽淡で清雅なものに価値を置く「南宗画」と混用され、定義としてはあいまいです。しかし、大正期の画家たちが注目したのは、テクニックよりも表現性を重んじる姿勢だったといえます。
イベント情報
開催内容等は、変更・中止する場合があります。最新の情報はウェブサイト、SNS等でご確認ください。
①講演会「新南画の魅力」 11月26日(土)午後2時~午後3時30分頃
講師=大熊敏之氏(日本大学芸術学部美術学科教授) ○会場=映像ホール ○定員=先着50名
※要・事前申込 ※聴講無料 ※展示室に入室の場合は当日有効の本展観覧券が必要です。
〈申込方法〉水墨美術館へ電話で申し込みください。(Tel.076-431-3719)
○受付開始=11月1日(火) ○受付時間=開館日の午前9時30分~午後6時
※定員に達し次第、締め切りといたします。

②ギャラリートーク 12月10日(土)、1月7日(土)各日午後2時~
講師=当館学芸員 ○会場=展示室1・2 ※申込不要 ※聴講無料 ※要・当日有効の本展観覧券

③ミュージアムコンサート2022「彩風(あやかぜ)の通り道」 12月16日(金)午後6時開演
○会場=エントランスホール ○定員=50名(申込多数の場合は抽選) ※要・事前申込 ※入場無料
〈申込方法〉富山県文化振興財団のウェブサイトから、または、はがきでお申し込みください。
○申込期間=9月30日~11月25日到着分まで有効
○お問い合わせ・はがきご送付先=富山県文化振興財団(〒930-0006 富山市新総局輪4-18 Tel.076-432-3111)
展示替え情報
※会期中、一部展示替えを行います。
ホームページ
https://www.pref.toyama.jp/1738/exh2204_nanga.html
会場住所
〒930-0887
富山県富山市五福777
交通案内
【JR 富山駅南口から】
(市内電車)
大学前行「富山トヨペット本社前 (五福末広町)」下車、徒歩約10分

(ぐるっとBUS)
2番バス停より 北西回りルート「水墨美術館」下車

(地鉄バス)
3番乗場から 小杉・高岡方面 「五福末広町」下車、徒歩約10分
7番乗場から 四方・呉羽山老人センター・石坂・北代循環行 「畑中」下車、徒歩約10分

(タクシー) 約10分

【富山きときと空港から】
(タクシー) 約25分

【北陸自動車道富山I.C.から】
(車) 約20分
ホームページ
http://www.pref.toyama.jp/branches/3044/3044.htm
富山県富山市五福777
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