タイトル等
小樽の能楽
旧岡崎家能舞台と能面・装束の世界
会場
市立小樽美術館
2階企画展示室
会期
2022-05-14~2022-07-10
休催日
毎週月曜日
開催時間
9:30~17:00
(入館は 16:30 まで)
観覧料
一般 700(560)円・市内高齢者、高校生 350(280)円
小中学生無料
( )内は 20 名様以上の団体料金
協賛・協力等
■共催:旧岡崎家能舞台を生かす会 ■協力:小樽市公会堂
■後援:北海道職業能力開発大学校、市立小樽美術館協力会
小樽商工会議所、一般社団法人小樽観光協会
概要
小樽には、北海道唯一の能舞台「旧岡崎家能舞台」があり、小樽市指定歴史的建造物に登録されています。江戸幕府が幕末に整えた最上級の格式にのっとっている能舞台として、東北以北で唯一のものとされます。旧岡崎家能舞台は、大正15年、小樽の商人岡崎謙が、入船の自邸の中庭に見所とともに創建しました。没後、岡崎家から舞台部分を切り離して小樽市に譲られ、昭和36年に旧小樽区公会堂とともに小樽公園内に移築されました。その後、能舞台の整備と有効利用を目的に、「能に親しむ会」、続いて「旧岡崎家能舞台を生かす会」が発足。同会は、移築してから演能されずにあった能舞台の復活を願い、三ツ江匡弘会長を中心に、謡や仕舞などの講座や「能楽体験ゼアミナール」など、市民に能の魅力を伝える活動を積み重ねました。このような活動が評価され、平成23年「旧岡崎家能舞台を生かす会」は、北海道地域文化選奨を受賞しています。
一方、能面作家の外沢照章は、能舞台に魅かれて小樽に移住を決め、三ツ江会長と深い交流を育み、演能への作品提供や能舞台に隣接する公会堂を拠点に15年にわたる公開制作や能面展を開催しました。
本展は、北海道に能楽文化を根付かせる原動力となった歴史的能舞台「旧岡崎家能舞台」にちなみ、岡崎家ゆかりの品々、多彩な装束、謡本、扇子類と、能舞台の建築模型・設計図、外沢照章制作の能面の数々を展覧するものです。あわせて、岡崎謙の業績と、その心を受け継いだ三ツ江匡弘の活動を紹介いたします。

*都合により出品作品が変更になる場合があります。
イベント情報
企画① 駒木定正(建築史家)講演会
6月4日(土) 14:00~15:00 研修室・展覧会場 要観覧料
旧岡崎家能舞台の和風建築としての歴史的な価値、特徴を解説します。

企画② 外沢照章(能面作家)公開展示替・解説会
6月11日(土)、12日(日) 10:00~15:00 展覧会場 要観覧料
外沢照章先生自ら、能面の裏側をお見せしながら解説いたします。直接お会いできる貴重な機会です。

企画③ 着物で来館!プレゼント<先着40名様>
6月12日(日) 10:00~15:00 展覧会場 要観覧料
展覧会場にお着物を着用してご来館下さった方に、美術館協力会よりささやかなプレゼントを差し上げます。
能面作家・外沢照章先生の作品解説も行われます。

■外沢照章来館予定 会期中毎週 水曜日(AM)・日曜日(PM)
展示替え情報
■会期中の能面展示は前半/後半の2回に分け、各回40面の全80面を展示いたします。
■公開展示替え 6/11(土)、6/12(日) 10:00~15:00
20面交換/日
ホームページ
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2022040700038/
会場住所
〒047-0031
北海道小樽市色内1-9-5
交通案内
○JR小樽駅から 徒歩でおよそ10分
(国道5号線を札幌方向へ進み、産業会館の交差点を海側方向へ左折。手宮線跡地及び日銀金融資料館の近くです)

○中央バス「本局前」バス停から 徒歩でおよそ5分
ホームページ
https://www.city.otaru.lg.jp/categories/bunya/shisetsu/bunka_kanko/bijyutsukan/
北海道小樽市色内1-9-5
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