タイトル等
みる誕生 鴻池朋子展
会場
静岡県立美術館
会期
2022-11-03~2023-01-09
休催日
月曜日(ただし、1月2日(月)と1月9日(月・祝)は開館)
年末年始休館=2022年12月27日(火)~2023年1月1日(日)
開催時間
10:00~17:30
(展示室への入室は17:00まで)
観覧料
一般1,200円(1,000円)・70歳以上600円(500円)・大学生以下無料
※( )は前売りおよび20名以上の団体料金 ※収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は無料。

◆チケット販売所 前売り券は2022年11月2日(水)まで販売
[前売・当日券] チケットぴあ、セブンイレブン(Pコード共通:686-219)、ローソンチケット、ミニストップ(Lコード共通:43083)、セブンチケット、CNプレイガイド(ファミリーマート)、静岡県立美術館
[前売券のみ]大和文庫、戸田書店(江尻台店)、谷島屋(パルシェ店・マークイズ静岡店)、大丸松坂屋友の会、静岡県庁本館1階売店、静岡市美術館ミュージアムショップ、グランシップ、JR草薙駅前一部店舗

混雑が予想される土・日・祝日は予約優先制を実施しています。ご予約は当館ウェブサイトからお願いしたします。予約無しでご来場頂きますと、お待ち頂く場合や、混雑時にはご入場頂けない場合があります。
主催者
静岡県立美術館/静岡新聞社・静岡放送
概要
ロダン館の背後に広がる鬱蒼とした裏山へ分け入り、美術館からの《逃走ルート》を探しだすことから、ここ静岡での鴻池朋子の『みる誕生』が始まりました。
鴻池は、あらゆる身近なメディアを用いて、旅をし、地形や季節と共に作品をつくり、一貫して自身の足元から芸術の根源的な問い直しを続けてきました。「みる誕生」とは、生まれたての体になって世界と出会う驚きを表す鴻池の言葉です。視覚だけではなく、観客は作品を手で看(み)て、鼻で診(み)て、耳で視(み)て、そして引力や呼吸で観(み)て、眠っていた感覚を目覚めさせます。今回は、実際に裏山の小径を整備し、美術館という硬直した建築と、疎遠になってしまった自然界に、観客の身体と想像力とで新たな通路を開いていきます。
また一方、国立療養所 菊池恵楓園 絵画クラブ「金陽会」の作品、多くの方々と手芸で綴る《物語るテーブルランナー》という他者の力、人間以外の造形力である《どうぶつの糞》にも加勢してもらい、美術館のコレクションと豊かに対話させます。
これまで芸術が特権的に提示してきた価値観、それによる文化と経済のグローバリズムの構造が、今、地球規模の問題とともに大きな転換期を迎えています。
本展は、前会場の高松市美術館からそのリレーのバトンを引き継ぎ、この静岡の地でさらに変容を重ねます。芸術は、常に生き延びるために伸縮や宙返りを繰り返し、揺れ動いています。生きていることは、みな、時も光も全て違う。観客さえも、もはや人間だけではないのです。
イベント情報
※新型コロナウイルス感染症拡大状況により、各種予定は変更または中止する場合があります。

トーク 1「美術館のケモノミチ」
11月6日(日)14:00~15:30(開場13:30)
出演:鴻池朋子×木下直之(当館館長) 手話通訳あり
会場:当館 講堂
聴講無料・申込不要、先着順(定員120名程度)

トーク2「裏山が抜け道になる」
11月20日(日)14:00~15:30(開場13:30)
出演:鴻池朋子×川谷承子(当館学芸員)
会場:当館 エントランスホール
聴講無料・申込不要、先着順(定員80名程度)

筆談ダンス Dance in Writing
ろう者で、普段は手話や筆談で会話をする木下知威と、鴻池朋子の二人が、声と聴覚ではなく、目と手と体を使って対話し、文字と絵が描き出されます。
11月6日(日)10:30~12:00(開場10:00)
出演:木下知威(歴史学者)、鴻池朋子
会場:当館 2階企画展チケット売り場
聴講無料・要申込、抽選(定員20名程度)

みる誕生会
11月20日(日)10:30~12:30
12月10日(土)10:30~12:30
12月11日(日)10:30~12:30
*11/20は、作家が一緒に会場を回ります。
見えない人・見えにくい人4名、見える人4名がそれぞれペアになって、 手で見て語る鑑賞会。
参加料無料・要申込、観覧料が必要です。
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者は観覧無料

館長美術講座「日本美術糞尿譚」
12月11日(日)14:00~15:30
講師:木下直之(当館館長)
会場:当館 講堂
聴講無料・申込不要、先着順(定員120名程度)

フロアレクチャー
12月18日(日)14:00~40分程度
集合場所:当館 エントランスホール
展覧会担当学芸員が展示室にて解説を行います。
申込不要、観覧料が必要です。

※申込方法等の詳細は開催の1ヶ月前を目安に当館ウェブサイトでお知らせします。
ホームページ
https://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/exhibition/detail/89
会場住所
〒422-8002
静岡県静岡市駿河区谷田53-2
交通案内
●JR「草薙駅」から静鉄バス「県立美術館行き」で約6分(料金100円・20~30分間隔)
●JR「静岡駅」南口からタクシーで約20分、または北口から静鉄バスで約30分
●JR「東静岡駅」南口からタクシーで約15分、または静鉄バスで約20分
●静鉄「県立美術館前駅」から徒歩約15分、または静鉄バスで約3分
●東名高速道路・静岡IC、清水IC、又は新東名高速道路・新静岡ICから車で約25分
ホームページ
https://www.spmoa.shizuoka.shizuoka.jp
会場問合せ先
◎教務課Tel.054-263-5755 ◎学芸課Tel.054-263-5857 ◎テレフォン・サービスTel.054-262-3737
静岡県静岡市駿河区谷田53-2
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