- タイトル等
ヴィジョン・オブ・アオモリ特別編「大川亮コレクションー生命を打込む表現」
- 会場
- 青森公立大学 国際芸術センター青森
展示棟ギャラリーB
- 会期
- 2021-12-25~2022-02-13
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、下記の通り臨時休館とさせていただきますので、お知らせいたします。急なご案内で申し訳ありませんが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
臨時休館期間:2022年1月24日(月)~2月28日(月)
休館に伴い、2月13日(日)まで開催を予定しておりました以下の展覧会については、1月23日(日)で終了いたします。
- 休催日
- 年末年始(12月29日(水)-1月3日(月))および大学入学試験に関わる日程(1月14日(金)-16日(日)、1月28日(金)-1月30日(日))
- 開催時間
- 10:00~17:00
- 観覧料
- 入場無料
- 主催者
- 青森公立大学 国際芸術センター青森[ACAC]
- 協賛・協力等
- 協力|AIRS(アーティスト・イン・レジデンス・サポーターズ)、青森公立大学芸術サークル 、ほか
助成|公益財団法人 青森学術文化振興財団
後援|青森県民藝協会、NHK青森放送局、青森テレビ、RAB青森放送、青森朝日放送、青森ケーブルテレビ、エフエム青森、ABHラジオ、東奥日報社、陸奥新報社
- 概要
津軽の農村で生み出されるオリゲラやオリハバキ、コギンの緻密な美しさにいち早く気づいた大川亮(1881-1958)。明治時代後期、農民生活の急速な変化によって失われつつあったそれらのなかに「生命を打込む(中略)青年たちの自己の表現」を見た大川は、郷土の工芸からヒントを得たデザインを考案し、農閑期の副業品を生み出すことで暮らしの安定を目指しました。
東京美術学校(現・東京藝術大学)に学んだこともあった大川は、岡田秋嶺、河井寛次郎やバーナード・リーチら多数の文化人と交流を持ち、大光寺の大川邸には建築家ブルーノ・タウトも訪れています。民藝運動を行った柳宗悦は雑誌『工藝』14号(1932年)でコギンについて語っていますが、大川のコギンの収集は、それに先駆けること1908、9年頃から始められていました。
大川亮のコレクションには、オリゲラはもちろん、100点を超えるコギンが含まれます。身頃の部分のみが残されたコレクションからは、大川の関心が模様の芸術性にあったことがうかがえます。彼のコレクションとそれらがアイデアの源となって生み出されたカラー入れや手提げなどの創作物がともに見られる本展は、大川のヴィジョンに触れる貴重な機会となるでしょう。
- イベント情報
- 津軽のアーツ&クラフツ先駆者 大川亮のこと
About OKAWA Ryo, a Pioneer of Arts and Crafts in Tsugaru
大川亮の孫であり、コレクションを守りながら「農閑工藝(大川亮)記念館」を仮設する大川けい子氏と、2013年から2014年にかけて陸奥新報に「古錦・織ゲラ物語」を連載した世良啓氏をお招きし、大川亮の人とその活動にせまります。
ゲスト:大川けい子(農閑工藝(大川亮)記念館)、世良啓(文筆家)
2021年12月25日(土)15:00-16:00 要予約(申込み締切:12月23日(木))、参加無料
予約フォーム:https://forms.gle/Bqv37BCL3cqdgKcs8
会場:展示棟ラウンジ
- ホームページ
- https://acac-aomori.jp/program/okawa/