「人間の“生きる”条件」や「生と死の演出」等をテーマに描きつづけてきた画家・野村俊佐久氏の個展です。
今回はそれらを思考模索したデッサンを中心に作品を約80点展示致します。
一見重たいテーマですが、平和な社会のあり方や生きる環境の仕組みなどが観る人の心に伝わるような表現がされています。
この積み重ねを多くの市民の方々にご覧頂ければ幸いです。また、故郷・鹿児島の桜島を迫力あるタッチで描いた作品もはじめてご紹介致します。
◆野村俊佐久氏プロフィール◆
1944年 鹿児島市生まれ
1967年 武蔵野美術大学卒業
1970年 渡仏・以後主にヨーロッパ各地で制作、作品発表を行なう
1978年 パリ青年実業家賞展招待最優秀賞(パリ)
1978年 ミュンヘン国際美術展優秀作家賞(西ドイツ)
1982年 パリ青年美術展 金賞(パリ)
1986年 文化功労賞受賞・その他多数(ワルシャワ)