大原美術館には、日本洋画史に欠かすことのできない、重要な作家の作品が数多く所蔵されています。しかもただ著名な作家を揃えているのではなく、作家作品ともに選りすぐられた内容となっているのです。画家の代表作と呼ぶに相応しい、名品ばかりが収集されているという点では、大原美術館の日本洋画は、同館の西洋絵画コレクションよりも一層重要であると言えるでしょう。
地元岡山の出身で、大原美術館と関わりの深い児島虎次郎、満谷国四郎をはじめとして、青木繁、梅原龍三郎、岸田劉生、佐伯祐三、関根正二、前田寛治、安井曾太郎、萬鐵五郎など日本洋画史に名を刻む画家の代表作品を展示いたします。
また同時に特別展示のミロ、シャガール、アマン=ジャンの西洋絵画3点を加えた、約70点の名品をご覧いただきます。