日本の抽象絵画に重要な足跡を残す画家、江見絹子(1923-)の個展を開催します。さまざまな様式の抽象画を展開してきた江見絹子は、第1回、第2回のシェル美術賞(1956、1958)、第5回現代日本美術展(1962)の神奈川県立近代美術館賞などの受賞、日本人女流画家として初めてのヴェネチア・ビエンナーレ出品(1962)など高い評価を得ています。美術館における最初の大規模な個展となる本展では、鮮やかな色彩による抽象画を描き続ける江見絹子の半世紀にわたる創造の全貌を、約60点の油彩画などによって明らかにします。
詳しくは、美術館ホームページに掲載される下記のプレス情報をご覧下さい。
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/press/2004r_emi.pdf