タイトル等
第3期コレクション展/展示室4
生野祥雲斎の華籠
会場
大分市美術館
常設展示室4
会期
2021-09-23~2021-12-26
休催日
9月27日(月曜日)、10月5日(火曜日)、10月11日(月曜日)、10月18日(月曜日)、10月25日(月曜日)、11月8日(月曜日)、11月15日(月曜日)、11月22日(月曜日)、11月29日(月曜日)、12月13日(月曜日)、12月20日(月曜日)
開催時間
午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般310円(260円)、高大生210円(150円)中学生以下は市内市外を問わず無料
※()は20名以上の団体料金
※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。
※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。
※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。
概要
ある講演会において、生野祥雲斎は、竹工芸の歴史について話しています。その中で、竹製品の古い例として、正倉院に収蔵される「華籠(けこ)」を取り上げ、仏教の儀式(散華)の際に、花を盛る浅い皿のような形のものだと説明します。祥雲斎は日本の竹工芸のルーツのひとつとして、日常的に使用される工芸品ではなく、宗教的な儀式に用いられる神聖な工芸品を考えていたのでしょう。
祥雲斎自身も、浅い皿の形状で花を盛るための「盛籃」を制作し、官展への出品を重ねます。官展の初入選作である《八稜櫛目編盛籃》(1940年)もその1つで、その後も《輪花永芳盛籃》《木瓜形菱花紋透盛籃》《時代竹編盛籃 心華賦》と入選を重ねます。このように1940年代の祥雲斎は、1ミリ単位で幅の異なる竹ひごを用い、菱紋や木瓜紋など伝統的に使用されてきた模様と独自の櫛目編みを用いることで、花を盛る用途を意識しつつ、籠自体も鑑賞対象となり得る点で日用からはなれた盛籃を制作します。戦後は、さらに自由に形状を発展させた盛籠や花籠を出品し、代表作《怒濤》の制作へとつなげていきました。
本展では、戦前に制作された盛籠から、戦後に制作されたさまざまな形態の盛籠や花籠まで幅広く展示します。祥雲斎の制作の歩みをお楽しみください。
ホームページ
http://www.city.oita.oita.jp/o210/bunkasports/bunka/bijutsukan/collection/documents/room4-21-3.html
会場住所
〒870-0835
大分県大分市大字上野865 (大分市上野丘公園内)
交通案内
◎JR大分駅からのアクセス
○バス
= 上野の森口(南口)から [大分市美術館]行、約6分
○タクシー
= 上野の森口(南口)から 約5分

◎高速道路からのアクセス
○大分自動車道 / 大分ICから 約10分
ホームページ
https://www.city.oita.oita.jp/bunkasports/bunka/bijutsukan/index.html
大分県大分市大字上野865 (大分市上野丘公園内)
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