安藤英次 ANDO Eiji
宇宙は、幾重にも重なっている。そして、眼には見えないけど、そこにある別の宇宙から、ポツッ、ポツッ、と泡のように、この宇宙に何かがわいてきて、「いのち」が生まれる。そして、その「生」を終えると、またもとの宇宙にもどってゆく。
たまごを掌にのせて眺めていると、心地よいまるみをもったその殻のなかに、そんな幾重にも重なる宇宙のいとなみが広がっている・・・、ような気がすることが、たまにあります。
根岸達江 NEGISHI Tatsue
予期しない状況下で、得体の知れない不安が続き無力を痛感する。
世界の不確実性が表面化し、本質が露呈している気がしてならない。
何処に何を求めて進んでいるのか‥
唯一考え思う事は、どんな状況下でも変わる事なく出来るのではないだろうか。
作品を通して何かを思い、考える切掛になればと思っている。