- タイトル等
記憶は地に沁み、風を越え
日本の新進作家 vol. 18
吉田志穂
潘 逸舟
小森はるか+瀬尾夏美
池田 宏
山元彩香
- 会場
- 東京都写真美術館
3階展示室
- 会期
- 2021-11-06~2022-01-23
本展はオンラインによる日時指定予約を推奨いたします。
事業は諸般の事情により、変更することがございます。最新情報は当館ホームページでご確認ください。
- 休催日
- 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合開館、翌平日休館)、年末年始(12/28-1/4、ただし1/2、1/3は臨時開館)
- 開催時間
- 10:00~18:00
入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般 700円/学生 560円/中高生・65歳以上 350円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名様まで)は無料。
※各種割引の併用はできません。 ※1月2日(日)、3日(月)は無料。開館記念日のため1月21日(金)は無料。
- 主催者
- 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館、東京新聞
- 協賛・協力等
- 助成|芸術文化振興基金
協賛|東京都写真美術館支援会員
協力|ソニーマーケティング株式会社
- 概要
東京都写真美術館では、写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘するため、新しい創造活動の展開の場として「日本の新進作家」展を2002年より開催しています。18回目となる本展では、「記憶は地に沁み、風を越え」をテーマとして、私たちの身体と土地、風景、 そしてその記憶との関わり合いについて、多様なアプローチで追求する作家5組6名の写真・映像表現を紹介します。
グローバル化とボーダレス化のあり方が変容し続ける社会にあっても、歴史、風習、伝承など、それぞれの地域や土地特有の記憶は様々な形で遺り続け、そこには多様な価値観が存在します。しかしながら一方で、私たちの想いは、ときに風のような軽快さをもってあらゆる境界を越え、他者と向き合う方法を見出してくれます。居続けることと移動とを繰り返してきた人類の歴史の中で、今、私たちはどのように土地・風景と対話し、他者とどのように関わることができるでしょうか?
デジタルとアナログのハイブリッドによって、風景・イメージの多層的なレイヤーを作り出す吉田志穂。自身のパフォーマンスによる映像を通して、風景と個人の関係を探る潘逸舟。自然災害とそこにある暮らしや伝承・語りを作品化する小森はるか+瀬尾夏美。10年以上にわたりアイヌの人々を撮影し、民族という類型化に疑問を投げかける池田宏。馴染みのない地域で、言語を越えて、身体と無意識の関係性を追求する山元彩香。これらの作家たちによる表現は、私たちの生きる現在を考える上で、ひとつの手がかりを与えてくれるかもしれません。
- ホームページ
- https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4033.html