酒田市土門拳文化賞は、酒田市出身の世界的な写真家土門拳の文化芸術への功績を記念し、写真文化・写真芸術の振興を目的に酒田市が創設した賞です。
10回目を迎えたこの賞は、全国の110人から120テーマの作品が寄せられました。写真家の長野重一氏、江成常夫氏、大西みつぐ氏による選考の結果、決定した次の作品を展示いたします。
「哀愁の町」~西新宿5丁目界隈~
平井 純 (69歳) 東京都青梅市在住
ビルの立ち並ぶなかに、わずかに残る町の残影を、生活者の日常的な時間に眼を向け、ありのままにとらえることで、日々移り変わっていく東京の町の姿を見事に表現した作品です。
奨励賞受賞作品もあわせてアルバムによる展示中。
・「ユウキとたくや」 カラー28枚組 矢萩 和幸(40歳) 山形県山形市
・「考え悩んで」 カラー30枚組 坂巻 ちず子(65歳) 千葉県印旛郡栄町
・「face to face」 モノクロ30枚組 大渕 正義(22歳) 大阪府藤井寺市