1952年に設立された東京アートディレクターズクラブ(ADC)は、展覧会や年鑑の発行などを通じ、日本に「アートディレクション」という考え方を普及させる活動を続けてきました。昨年は新型コロナウイルスの影響により展覧会は中止となりましたが、今年は2019年5月から2021年4月までの2年間に発表、使用、掲載された約10,000点の応募作の中から、ADC全会員81名による約2カ月にわたる厳正な審査により、受賞作品と年鑑収録作品を選出しました。その選りすぐられた作品の数々を展示します。本展で、日本のアートディレクションの最前線をお楽しみください。また、ADC年鑑“ART DIRECTION JAPAN/日本のアートディレクション2020-2021”も来年1月発売予定です。迫力の図版と豊富なテキストによる充実の内容をぜひご覧ください。