目黒区美術館は、1987年の開館以来、地域に根差した美術館として、目黒にゆかりのある展覧会の企画や、どなたにでも来て頂けるワークショップなどの普及活動に力を注いできました。その歩みに基づき、本展では、目黒区内の障害者通所施設に通う、障がいのあるアーティストたちの作品を紹介いたします。
「日々のよろこび」をテーマとし、2019年に引き続き、毎日の暮らしのなかで表現する線や色、形が、個性豊かに広がる作品をご覧いただけます。本展が障がいの有無を含むさまざまな差異を超え、見過ごしがちな日々のよろこびに気づく機会となれば幸いです。