三豊市出身の洋画家「狩野裕子」。14年の歳月をかけ昨年完成した「三豊百景」をはじめ、狩野裕子の三大モチーフである「裸婦」「桜」を含む60数点が、ここ丸亀美術館に集結しました。
三豊市出身の洋画家・狩野裕子は、自身のライフワークとして、旧三豊郡(三豊市・観音寺市)の風景を「三豊百景」と題して描き続け、2020年に完成しました。今回は、「三豊百景」完成後県内初の展覧会となり、完成披露も兼ねています。地元の皆さんにとっても馴染み深い題材が多い一方で、こんな素敵な場所があったの?という発見もきっとあることでしょう。
さらに、「狩野桜」と呼ばれる独自のタッチで描かれた桜や、年々表現力が進化する裸婦画、これまでの集大成ともいえる公募団体展最後の出品作など、画家・狩野裕子の足跡をたどる見どころ満載の個展です。