- タイトル等
- 会場
- 群馬県立近代美術館
- 会期
- 2021-09-18~2021-11-07
前期:9月18日[土]-10月17日[日] 後期:10月19日[火]-11月7日[日]
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会期等の日程は変更する場合がございます。ご来館の前に当館HP等で、最新の情報をご確認いただきますようお願いいたします。
- 休催日
- 月曜日(ただし9月20日は開館)、9月21日(火)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入館は4時30分まで)
- 観覧料
- 一般900(720)円、大高生450(360)
*( )内は20名以上の団体割引料金 *中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名、群馬県民の日(10月28日)に観覧される方は無料。
- 主催者
- 群馬県立近代美術館
- 協賛・協力等
- 〈後援〉朝日新聞前橋総局、産経新聞前橋支局、上毛新聞社、東京新聞前橋支局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、共同通信社前橋支局、時事通信社前橋支局、群馬テレビ、NHK前橋放送局、FM GUNMA、ラジオ高崎
〈助成〉芸術文化振興基金
- 概要
18世紀、文人画などの中国絵画に影響を受けておこった南画は、はじめ関西で描かれ、確立された後、各地へと伝播しました。江戸時代後期には、さらに地域ごとに独自の展開を見せながら広く愛好され、近世絵画史を彩る人気画派の一つとなります。
谷文晁(たにぶんちょう)は、18世紀から19世紀にかけての江戸画壇で中心的役割を担った画人で、関西とは異なる展開を見せた関東南画の大成者です。ありとあらゆる画技を学び、独自の画風を作り上げました。様々な文化人たちと交遊するとともに、立原杏所(たちはらきょうしょ)や渡辺崋山(わたなべかざん)、椿椿山(つばきちんざん)、高久靄厓(たかくあいがい)ほか多くの門人を輩出し、その影響は地方へともたらされていきました。
本展では、江戸から広まった関東南画を軸に、文晁ら江戸を中心に活躍した画人たちと、金井烏州(かないうじゅう)や矢島群芳(やじまぐんぽう)、松本宏洞(まつもとこうどう)ら上毛*の画人たちの作品を紹介します。関東南画を一地域からみつめ、その展開と人々のつながりをたどりながら、作品のもつ多彩な魅力に迫ります。
*近世における群馬県の地域にほぼ相当する名称には「上野」や「上州」がありますが、別の地域と混同しやすい等理解しづらいため、本展では、金井烏洲『無聲詩話』や、近代以降に群馬県の文化、美術を語る言説に用いられた「上毛」を用いて緩やかな時代・地域的区分を表しています。
- イベント情報
- ◆記念講演会
「意外に愉快な関東南画―饒舌館長口演す―」
講師:河野元昭氏(静嘉堂文庫美術館館長)
9月25日(土)午後2時~3時30分
2F講堂 定員70名(要申し込み・無料)
◆ミュージアム・レクチャー
①「北関東における関東南画の広がりと展開」
講師:藤和博氏(元茨城県立歴史館首席研究員)、橋本慎司氏(栃木県立美術館技幹兼学芸課長)、太田佳鈴(当館学芸員)
10月3日(日) 午後1時30分~4時
2F講堂 定員70名(要申し込み・無料)
②「崋山と椿山、地方の書画文化とのかかわり」
講師:増山禎之氏(田原市博物館館長)
10月30日(土) 午後2時~3時30分
2F講堂 定員70名(要申し込み・無料)
◆学芸員による作品解説会
9月20日(月・祝)、10月6日(水)、10月27日(水)、11月3日(水・祝)
各日とも午後2時~3時
2F講堂 定員70名(申し込み不要・要観覧料)
*新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、少人数で距離を保って開催いたします。
申し込み方法等詳しくは当館HP等をご確認いただくか、当館までお問い合わせください。
- 展示替え情報
- [会期中、一部展示替えをおこないます。]
- ホームページ
- http://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/next.htm#kikaku