1981(昭和56)年6月15日、86歳の芹沢銈介が展示の指揮を取り、自身がテープカットをして開館した静岡市立芹沢銈介美術館。そして2021(令和3)年、開館40周年を迎えた当館は、芹沢銈介が愛した「春」「夏」「秋」「冬」になぞらえて、4回の展覧会を開催しています。
「夏」編は、芹沢銈介のデザインに焦点を当てた展覧会です。芹沢デザインの中でも、圧倒的な質と量をほこる「装幀(ブック・デザイン)」の仕事を特集。約50年間にわたる、300点を一挙公開します。川端康成、内田百閒、山本周五郎、獅子文六、丹羽文雄ら、人気作家の名作を彩った芹沢デザインの数々をお楽しみください。 ※収集品は展示されません。