ギャラリー島田初個展の忠田愛さん。新作、近作の絵画やドローイング、過去の銅版画とともに、ギャラリー島田コレクションの中から初期の作品や代表的な作品を、キュレーターの大橋信雄さんの協力のもと、ご覧いただきます。
〈人の佇まいの美しさ〉
忠田愛作品との出会いは2008年の歩歩琳堂(神戸)でした。そこで描かれた人物に心深く揺さぶられ、収蔵するとともに、2015年の高島屋大阪NEXTなどでも出会い、またいずれはギャラリー島田で、と願っていました。今回、念願の忠田愛展を開催できることはとても嬉しいです。
“ 命が生まれながらに知っていること わたしたちすべての命の根にあるもの
その 未明の空のようなひろがりを見つめることが 描くことでありたい ” (忠田愛さんの言葉から)
1989年、集中治療室で目覚め、銀河系に浮いている私。命の不在と実在。今、30年の旅路。
それが伝えようとするもの…
世界を巻き込むコロナ禍。そこに人種の違いはあるのか。
1400万年前に分化した「森の人」もオランウータンもともに絶滅危惧種にある。今を生きる年齢(とし)を重ねた「人」の佇まいの美しさ。みなさんへ…
ぜひご覧ください。 ギャラリー島田 島田 誠