美術を目で鑑賞するとき、見る「私」と見られる作品の間には距離が生まれます。「私」が自分から作品に〈アクセス〉するためには、どのような工夫が必要でしょうか?この展覧会では、障がいのある人向けの教材やプログラムにヒントを得ながら、触覚や聴覚を活用した鑑賞や、想像力でさまざまな感覚を結びつける鑑賞を提案します。会場で展示するのは、これまで開発した教材や、五感に関わる三重県立美術館の所蔵作品(油彩画、彫刻、版画等)約50点。三重県立美術館が目標とする「誰もが利用しやすい環境」を整える第一歩となる展覧会です。
◎一部の彫刻や、一部の絵画の触図(凹凸のある簡易図)に触ることができます。
◎6月6日(日)、26日(土)、7月3日(土)、22日(木・祝)、8月1日(日)の14:00-17:00は、触れる作品の数が増えます。
◎展示や作品の解説の一部を、音声で聞くことができます。
◎会場でのサポートをご希望の方は、事前にご連絡いただくとスムーズです。