タイトル等
館蔵品展
目力(めぢから)展
見る/見られるの関係性
会場
板橋区立美術館
会期
2021-08-28~2021-10-03
会期変更
休催日
月曜日[ただし9月20日は祝日のため開館し翌日休館]
開催時間
9時30分~17時
[入館は16時30分まで]
観覧料
無料
概要
「目は口ほどに物を言う」と言うことわざがあるように、目は多弁なものです。この展覧会では、板橋区立美術館のコレクションの中から、自画像、肖像画のみならず、象徴的に目を描いたもの、目の存在を感じさせるものなど「目力」のある作品をご紹介します。当館が所蔵する日本の近代洋画のなかには、目を描くことによってその当時の社会状況や画家の想いが反映されているもの、そして目の存在を感じさせることによって絵を見る私たちに訴えかけてくるものがあります。目のある絵画を通じて「見る/見られる」の関係について考えてみましょう。

◎目の描かれた作品としてまず思い浮かぶのは自画像、肖像画などの人物を描いた作品です。じっと正面を見つめた自画像は、画家としての自分の決意の表明であると共に、それが描かれた時代背景も反映されています。また、他者を描いた作品からは、描かれた相手(モデルや家族)の姿を通じて画家の眼差しや思考を読み取ることができそうです。
◎時に画家たちは自らの内面を暴くように目を象徴的なアイコンとして描いています。唐突に描かれた目の存在は、誰かに見つめられているような不安な気持ちを見る人に抱かせます。
◎前衛画家たちに対して監視の目が向けられていた戦時下には目が描かれた作品のみならず、目を隠した作品も描かれています。そして戦後、急激に復興する日本の社会の片隅を描いた作品からは、画家たちの真っ直ぐな眼差しが感じられます。
◎見る/見られるの関係は、画家と描かれる人物や物事との間に緊張したものとして存在します。同時に作品を見るわたしたちも、描かれた目により見られているのです。
◎今回の館蔵品展では板橋区立美術館のコレクションの中から「目力」が感じられる作品をご紹介いたします。また、近年、板橋区立美術館のコレクションに新たに加わった作品もお披露目いたします。
イベント情報
関連イベントについては当館ホームページをご確認ください。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000016/4001473/4001476.html
会場住所
〒175-0092
東京都板橋区赤塚5-34-27
交通案内
徒歩

・都営三田線「西高島平駅」下車 徒歩13分

・東武東上線「下赤塚駅」、東京メトロ「地下鉄赤塚駅」下車 徒歩25分


路線バス (所用時間約10分)

・東武東上線「成増駅」北口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 高島平操車場」行き「区立美術館」下車
※東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増駅」(5番出口)も利用可。

・都営三田線「高島平駅」西口 2番のりばより
「(増17) 美術館経由 成増駅北口」行き「区立美術館」下車

※美術館を経由しないバスもありますので、乗車前にご確認ください。
※美術館前に停まるバスは1時間に1~2本です。

※下記のバスもご利用いただけます。(下車徒歩5~6分)
・東武東上線「成増駅」北口1番のりばより
「(赤02)赤羽駅西口」行き「赤塚八丁目」下車 (所要時間6分程度)

※コミュニティバス「りんりんGO」もご利用いただけます。


タクシー
・東武東上線「成増駅」北口、都営三田線「高島平駅」西口より約5分
※「新高島平駅」「西高島平駅」には、タクシー乗り場がなく、つかまりにくいため、「高島平駅」からご利用ください。
ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
会場問合せ先
テレフォンサービス 03-3977-1000
東京都板橋区赤塚5-34-27
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