- タイトル等
府中(発)→札幌(行)、待望の展覧会が北海道に上陸!
どこまで本気なのか!?
- 会場
- 北海道立近代美術館
展示室B
- 会期
- 2021-07-17~2021-09-01
前期:7月17日[土]-8月9日[月・振休] 後期:8月11日[水]-9月1日[水]
展覧会およびイベントの予定は、やむを得ず変更となることがございます。その場合は、展覧会公式ホームページ等にてお知らせいたします。
- 休催日
- 月曜日(8月9日を除く)、8月10日[火]
- 開催時間
- 9:30~17:00
(入場は16:30まで)
会期中の金曜日は19:30まで(入場は19:00まで)
- 観覧料
- 一般1,600(1,400)円、高大生800(600)円、中学生600(400)円、小学生以下無料(要保護者同伴)
●( )内は前売りおよび10名以上の団体、リピーター、アートギャラリー北海道相互割引料金。●リピーター割引は、道立美術館で開催された特別展の半券をご提示いただいた場合の料金(有効期限は半券に記載)。●アートギャラリー北海道相互割引は、当館との相互割引実施館の展覧会半券をご提示いただいた場合の料金。●以上2つの割引については、1枚につきお一人様1回限り有効。●障害者手帳等をご提示の方とその介護者(1名)は無料。●近美コレクションとの共通券は、一般1,900円、高大生850円(当日券のみ)。近美コレクションは65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方など無料。
前売券販売所(7月16日まで)北海道立近代美術館(7月4日まで)、道新プレイガイド、ローソンチケット(Lコード:11593)、セブンチケット(セブンコード:087-931)、チケットぴあ(Pコード:685-546)
※7月17日以降、北海道立近代美術館、道新プレイガイド、ローソンチケット、セブンチケット、チケットぴあで当日券を販売します。
お得なセット券販売 へそまがり日本美術&貝殻旅行―三岸好太郎、節子展― セット券:2,100円
※6月25日まで、道新プレイガイド、ローソンチケット、セブンチケット、チケットぴあほかにて販売
- 主催者
- 北海道立近代美術館、北海道新聞社、STV札幌テレビ放送
- 協賛・協力等
- 後援:北海道、札幌市、札幌市教育委員会
企画協力:府中市美術館、 協力:キュレイターズ 特別協力:STVラジオ
- 概要
日本で古くから受け継がれてきた「きれい」で「立派」な造形作品の数々は、今も多くの人の心をとらえ続け、美術史を輝かしく彩っています。
その一方、日本美術のふところは広く、決してきれいとは言えないけれど楽しく心地よい作品や、不格好で不完全だけれど心に残る作品が点在しています。それらを生み、受け入れてきたのは「へそまがり」とも言える感性で、現代においても「ゆるい」「ヘタウマ」な表現になぜか心惹かれてしまうという経験をもつ人は少なくないのではないでしょうか。
たとえば、破格の構図と筆致で見る者に驚きをあたえる白隠。大胆さと繊細さの合わせ技で常識に揺さぶりをかける仙厓。かつての禅僧たちがあらわした禅画は、禅という別世界に案内する窓となり、今も私たちの「へそまがりな感性」を強く惹きつけます。
ほかにも、お世辞にも上手いとは言えないけれど独創的な絵を描いた徳川三代将軍・家光。突拍子もない造形を生み出す奇想の画家・若沖。近代芸術家として名高くも、じつは「おとぼけ感覚」で笑いを誘う萬鉄五郎。わざと下手に描いたのか?と思わせる「素朴」な表現に傾倒した三岸好太郎。1980年代に流行した破格的「ヘタウマ」漫画の蛭子能収など、時にややこしくも面白い感性は、常識を疑い、平凡さを超える力を私たちに与えてくれます。
中世から現代にいたる「へそまがりな感性」の所産を紹介する本展は、2019年春、東京・府中市美術館で開催されて大きな反響を呼び、巡回を熱望する声が絶えませんでした。初めての巡回先となる本展では、蠣崎波響や片岡球子など北海道ゆかりの作品を加えます。
きれいでも立派でもない―けれども、輝かしく、そして悩ましくも素晴らしい作品の数々からは、ありきたりの美術史観とは異なる、日本美術の新たな味わい方、楽しみ方が見えてくるはずです。
- イベント情報
- ●講演会「へそまがり日本美術 禅画から家光まで」 【日時】7月17日(土)11:00-(約90分、開場は10:00) 【講師】金子信久氏(本展企画者、府中市美術館学芸員)
【会場】当館講堂(聴講無料)【定員】100人 ※9:30から座席指定整理券を配布予定(詳細は公式ホームページに掲載します)
●みどころ解説 【日時】7月22日(木・祝)、8月14日(土)14:30-(約60分、開場は13:30) 【講師】当館学芸員【会場】当館講堂(聴講無料) 【定員】100人
- 展示替え情報
- ※一部、作品の展示替えを行います。
- ホームページ
- http://hesoten2021.com/
- 展覧会問合せ先
- テレフォンサービス 011(612)7000