伝統的な画材や手法を基盤にしながらも、新たな表現を生み出している現代の日本画と工芸。そこには人間や自然、国内外の風景などをテーマに、現代に生きる作家ならではの視点がみられます。
本展では昭和後期から平成にかけて、美術界を担った大家たちの力みなぎる作品や昭和世代の気鋭の作品など約60点を展観します。
【主な作品】
・絵画
橋本明治《銀扇》
東山魁夷《曠原(ドイツ、リューネブルガー・ハイデ)》
髙山辰雄《鳥と》
髙山辰雄《銀河を見る少女》
平川敏夫《春秋》(屏風)
加山又造《音》
平山郁夫《紫宮観望》(屏風)
田渕俊夫《煌》(屏風)
・工芸
加藤卓男《ラスター彩草花文水指》
鈴木蔵《志野花器》
*初出品
田渕俊夫《大和大柳生》(屏風)
鈴木五郎《伊賀椅子》
樂吉左衞門(15代)《黒茶碗 銘杳杳》
【イヴェント】
講座「この一点を語る」
2月7日(土)午後6時~ ★当日は午後7時まで開館
作品:平川敏夫《春秋》
講師:同館学芸員