- タイトル等
豊なる茶陶
- 会場
- 茨城県陶芸美術館
2階第2展示室
- 会期
- 2021-01-20~2021-05-09
※新型コロナによる臨時休館のため2月9日より公開予定
- 休催日
- 毎週月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日(木)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入場は4時30分まで)
- 観覧料
- 一般320(260)円、満70歳以上160(130)円、高大生260(210)円、小中生160(130)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳または指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方および付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
※土曜日は高校生以下無料。(ただし、長期休業日に当たるときを除く)
※2月27日(土)は70歳以上無料。
- 主催者
- 茨城県陶芸美術館
- 概要
茶陶とは、茶碗、茶入、水指、花生などの茶の湯で使う陶磁器の総称で、広くは懐石料理のための食器や酒器等を含みます。室町時代の茶の湯では、中国陶磁器(唐物)が使用されましたが、しだいに国産品(和物)がとって代わり、室町時代末期から江戸時代初期にかけてのわび茶の隆盛期には、和物の茶陶は、志野や瀬戸黒、織部などと独自の展開を見せ、いわゆる「桃山茶陶」が花開きました。
「桃山茶陶」の、歪みや非対称を取り入れた形状や大胆に抽象化した文様などの自由闊達な造形意匠は、当時の人々のデザインへの意志と鑑賞性への意識を強く感じさせます。この意匠性や造形思考は、時代を下って昭和の時代においても、つくり手にとっての指標となり続けました。そして現在では、いっそう自由に、むしろ自身の表現の延長線上で茶陶を制作する作家が活躍しています。このテーマ展では、豊かに展開する茶陶について、その一端ではありますが、ご紹介いたします。
- ホームページ
- http://www.tougei.museum.ibk.ed.jp/exhibition/chato/index.html