綿密な細工が施されたユニークなフォルム。密度の濃い色絵付け。ユーモアさえ感じられる、独特の世界観を持つ陶芸作品を制作し続けている植葉香澄さん。
手捻りで造形された立体に、異なるルーツの象徴的な文様が混在していますが、居心地の悪さを感じることがありません。陶芸の伝統技術を踏まえながらも、アーティストとしての自由な発想と表現が生きています。
今回は、オーストラリアで出会った日本の隅田焼がきっかけで、今までとはガラッと変わった印象の新作展です。
カップ、徳利、ぐい呑み、マグカップなど日常使いのアイテムも多く出品されます。楽しみです。