タイトル等
鈴木藏の志野(すずきおさむのしの)
造花(ぞうか)にしたがひて、四時(しじ)を友とす
会場
菊池寛実記念 智美術館
会期
2020-12-12~2021-03-02
休催日
月曜日(ただし1月11日は開館)、1月12日(火)、年末年始[12月28日~2021年1月1日]
開催時間
11:00~18:00
(入館は17:30まで)
観覧料
一般1100円、大学生800円、小中学生500円
■リピーター割引
本展覧会の使用済み半券(有料券)を、会期中に受付でご提示下さい。
当日観覧料が300円引になります。半券1枚につき1名様1回限り有効です。
主催者
公益財団法人 菊池美術財団、日本経済新聞社
概要
このたび菊池寛実記念 智美術館では「志野」の重要無形文化財保持者であり現代志野を代表する陶芸家、鈴木藏(おさむ)(1934年~)の志野茶碗を中心とする展覧会を開催します。志野は、ざんぐりとした焼け味の土に長石の白釉を合せることで生まれるあたたかみのある白や、窯の熱により引き出されしる鮮やかな緋色が魅力のやきものです。岐阜県の東濃地方で桃山から江戸時代初期にかけて優れた茶陶や食器が生産された後、技術が途絶えていたものが、昭和初期になり陶芸家や学者、愛好家らによって注目され、研究、復興が進みました。
20代より創作の道に入った鈴木は、郷里のやきものである志野に取り組むと、現代の作家ならではの技術と創造性をもって挑み、数々の陶芸展で賞を重ね評価を高めました。土や釉、焼き上りなど桃山の志野の美しさを見据えながら、独自の改良を加えたガス窯による焼成や釉薬試験を重ねて作られる鈴木の志野は、多彩な装飾表現と釉調の豊かさ、量感に富んだ形の強さを特徴とし、独特の存在感を放ちます。本展の副題は松尾芭蕉の「箕(おい)の小文」より取られており、作り手の個性や創意が自他を超えた先に生まれる、不易流行のかたちを目指す鈴木の作陶姿勢を示したものです。本展では鈴木のライフワークである志野茶碗の未発表作に加え、花生、香炉、大型作品など新旧作を合わせ、60点程の作品をご紹介いたします。
イベント情報
学芸員によるギャラリー・トーク
関連行事の開催につきましては当館ウェブサイトにてお知らせします。
最新情報はhttps://www.musee-tomo.or.jp/eventをご覧ください。
展示替え情報
(会開中展示替えの予定)
会場住所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
交通案内
【地下鉄各駅からのアクセス】
・日比谷線・神谷町駅: 出口4bより徒歩6分
・南北線・六本木一丁目駅: 改札口より徒歩8分 (改札口を出て正面左前方のエスカレーターを乗り継いで一番上まで上がって下さい)
・南北線/銀座線・溜池山王駅: 出口13より徒歩8分
・銀座線・虎ノ門駅: 出口3より徒歩10分

【バスによるアクセス】
「神谷町駅前」下車徒歩7分
・都バス・渋88 (渋谷駅前―新橋駅前)
・都バス・橋86 (目黒駅前―新橋駅前)
・都バス・浜95 (品川車庫前―赤羽橋駅前)
ホームページ
https://www.musee-tomo.or.jp/
東京都港区虎ノ門4-1-35 西久保ビル
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