- タイトル等
交差する自由へのまなざし
- 会場
- 京都国立近代美術館
- 会期
- 2020-10-13~2020-12-06
前期:10月13日-11月8日/後期:11月10日-12月6日
※新型コロナウイルス感染予防のため、開館時間・休館日は変更になる場合があります。ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください。
- 休催日
- 月曜日、11月24日(火)
※ただし、11月23日(月・祝)は開館
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(金、土曜日は午後8時まで開館)
※入館は閉館の30分前まで
※新型コロナウイルス感染予防のため、開館時間・休館日は変更になる場合があります。ご来館前に当館ホームページなどで最新情報をご確認ください
- 観覧料
- 一般1000円(800円)、大学生500円(400円)、高校生以下・18歳未満無料
※( )内は前売、20名以上の団体および夜間割引(金、土曜午後5時以降)
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料 (入館の際に証明できるものをご提示下さい)
※本料金でコレクション展もご覧いただけます
※前売券は10月12日までの期間限定販売
※チケット販売所:チケットぴあ(Pコード:685-381)、ローソンチケット(Lコード:52904)、ほか主要プレイガイド、コンビニエンスストアなど (チケット購入時に手数料がかかる場合があります)
- 主催者
- 京都国立近代美術館、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、日本経済新聞社、京都新聞
- 協賛・協力等
- 特別協力 三越伊勢丹ホールディングス
- 概要
森口邦彦は1941年に友禅作家の森口華弘の次男として京都に生まれました。京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)日本画科を卒業後、フランス政府給費留学生として渡仏。約三年間をパリの国立高等装飾美術学校に学びます。そして将来の方向性に明確な答えを出せずに帰国をためらっているときに、知遇を得ていた画家バルテュスを当時彼が館長を務めていたローマのフランス学館(ヴィラ・メディチ)に訪ね、そのとき彼から諭すようにある言葉を投げられました。それは「君の身近に友禅という素晴らしい伝統があるではないか。その伝統を途絶えさせてはいけない。それを今に生かすのが君たち若者の責務だ」というものです。この言葉に促されるように、森口はパリで学んだグラフィック・デザインの思考と幾何学文様を大胆に組み合わせることで、伝統工芸の「友禅」に留まらない新しい創作の可能性を拓いてきました。友禅作家として森ロは、着物制作だけでなく、平面上のパターン展開による連作、日本の老舗百貨店の三越やイギリスのライフスタイルブランドのリバティ・ロンドン、フランス国立の磁器製作所のセーヴルなどとのコラボレーションによるデザインも多々手掛けています。これら森口の創作は、歴史的に積み重ねられてきた技と感性を出発点に社会に友禅・デザインを還元させるための実践であるといえます。本展では、初期から今日までの森口の着物の代表作やそれらの草稿、様々なデザイン関連の仕事など、森口の多様な活動を一堂に展示することで、友禅とデザイン、伝統と現代、東洋と西洋が様々に交差して生まれる森ロ邦彦の創作活動の全貌をご紹介いたします。
- イベント情報
- イベントにつきましては当館ホームページでご確認ください。
- 展示替え情報
- 会期中に一部展示替えがあります。
- ホームページ
- https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2020/439.html