絵画に比べて彫刻はどうも苦手・・・・・・という方もいらっしゃると思います。今回の展覧会は、木彫が好きという方だけではなく、苦手な方にも、じっくりとその良さを味わっていただこうというものです。
木肌の美しさを生かし、素材の特性を生かした変化に富む加工が可能な木彫は、日本人に長く親しまれてきました。また近年では自然と美術の対話というエコロジー的観点からも注目されることがあります。
現在、日本は国際的に知られる多数の木彫作家を生み出しています。本展では12人の作家による約30点の木彫を紹介します。ぜひ多くの方々に、その魅力を知っていただきたいと思います。