タイトル等
もうひとつの江戸絵画
大津絵展
マジユルくね?うんにゃ硬派!
チープなみやげもんに、美を見出した人々。
会場
福島県立美術館
会期
2020-05-19~2020-06-28
休催日
毎週月曜日
開催時間
9時30分~17時
(入館は16時半まで)
観覧料
一般・大学生=1000円(800円)/高校生=500円(400円)/小・中学生=300円(200円)
※( )は20名以上の団体料金/館内前売料金
※館内前売の販売期間(4.21-5.17)
主催者
福島県立美術館
協賛・協力等
【共催】福島民報社/テレビユー福島 【特別協力】日本民藝館 【企画協力】日動美術財団
概要
「大津絵の筆のはじめは何仏」松尾芭蕉
江戸時代、東海道を行きかう旅人相手に「おみやげ品」として売り出されたものが「大津絵」です。大津の逢坂峠から追分宿あたりで売られ、はじめは旅の安全や現世利益の仏画からスタートしましたが、次第に「藤娘」や「鬼念仏」といった世俗的な画題に人気が集まり、明治維新とともに街道みやげの役割を終えたといわれています。
ところが、チープで単純素朴な絵に心奪われた人々が、明治以降ひそかにコレクションに加え、大津絵は美術品として注目されたのです。コレクターは明治末の浅井忠、富岡鉄斎にはじまり、大正期の山内神斧、柳宗悦、そして戦後の小絲源太郎などです。この展覧会は、そんな大津絵に魅せられたコレクター群像をひもときながら、日本民藝館をはじめとする名品約140点を味わう、美術館初の試みです。ピカソも愛して秘蔵した、ユルくて愛らしい大津絵に、いま熱い視線が注がれています。
イベント情報
関連事業 くわしくは美術館ホームページをご覧下さい。

〔特別対談〕 於:美術館講堂
5月23日(土)14時ー15時半 聴講無料 整理券11時配布 13時開場
「大津絵を愛した人たちー富岡鉄斎から柳宗悦へー」
山下裕二氏(美術史家・明治学院大学教授)×尾久彰三氏(古民藝研究家・日本民藝館前学芸部長)

〔ゲストトーク〕 於:企画展示室
6月13日(土)14時ー15時半 要:企画展観覧券
「画家が収集した大津絵の魅力」
森谷美保氏(美術史家・本展監修者)

〔ギャラリー対談〕 於:企画展示室
5月31日(日)14時ー15時半 要:企画展観覧券
「山内神斧と吾八の時代」
軸原ヨウスケ氏(デザイナー、オウト・オブ・民藝勉強家)×堀宜雄(当館学芸員)

〔ギャラリートーク〕 於:企画展示室 講師:担当学芸員
5月24日(日)14時ー15時 要:企画展観覧券
6月19日(金)14時ー15時 要:企画展観覧券

〔関連イベント〕
「勝手に!大津絵ふきだしグランプリ!」
大津絵展の会場の一角で、セレクトされた作品イメージにふきだしをつけて楽しもう!優秀なふきだしに「ナイス!」シールもつけられる!最後に勝ち残るのは、はたして!?

〔関連ワークショップ〕
「大津絵、描いちゃう?」
講師:軸原ヨウスケ氏(デザイナー、オウト・オブ・民藝勉強家)
5月30日(土)13時ー15時 要事前申込(024-531-5511)

*関連事業は都合により変更される場合があります。
展示替え情報
(会期中展示替えがあります。くわしくは美術館(024-531-5511)またはホームページで)
巡回等情報
9月19日(土)ー11月8日(日)東京ステーションギャラリー
会場住所
〒960-8003
福島県福島市森合字西養山1
交通案内
●電車で―――JR福島駅東口より福島交通 飯坂線「美術館図書館前駅」下車 徒歩2分
●バスで―――JR福島駅東口より福島交通バス9番乗場から市内循環ももりん2コース「県立美術館入口」下車 徒歩3分
●タクシーで―JR福島駅東口、西口より約5分
●車で――――東北自動車道で福島飯坂I.C.より約15分、福島西I.C.より約20分
ホームページ
https://art-museum.fcs.ed.jp
福島県福島市森合字西養山1
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