Simon Leahy-Clarkは、素材性、言語、記号とトレース、それらの生成する過程から発するイメージをテーマにし、フォルマリズムの概念を批評的に捉え、様々な手法で絵画の在り方を検証している。
過去作、風船ガムをキャンパスに貼付けるという手法で抽象絵画を描き、2005年には大阪府立現代美術センターでの“吉原治良美術コンクール展、グタイ記念賞”を受賞。
今回の作品「…IS FOR…」、2017-18年は、ロンドンでアーティストが運営するイニシアチブであるSluice Projectsで初めて発表。
画像のスケール、テクスチャ、フォーカスのさまざまなレイヤーを作ることで、平面度と奥行き、前景、背景、コンテンツ、空虚の間を彷徨いさせる。
ロンドンのホワイトチャペル・アート・ギャラリー等での発表等多数。ロンドン在住。