タイトル等
陶の詩人 小山冨士夫の眼と技
会場
岐阜県現代陶芸美術館
会期
2003-12-20~2004-03-21
休催日
毎週月曜日(ただし月曜日が休日の場合はその翌日)、年末年始12/27~1/5
開催時間
10:00~20:00、最終日は17:00閉館、入館は閉館の30分前まで
観覧料
一般 1000円
大学生 700円
小中高生 500円
(前売・団体20名以上各200円引)
主催者
岐阜県現代陶芸美術館、朝日新聞社、岐阜新聞・岐阜放送
概要
世界的な陶磁学者であり、また自らも陶芸家として作陶に腕をふるった小山冨士夫(1900~1975)の回顧展を開催いたします。小山は晩年、岐阜県土岐市内に花ノ木窯を築いて安住の地としており、当地、美濃にもゆかりのある人物といえるでしょう。
小山は中国の定窯古窯址の発見により、一躍世界に陶磁学者として知られ、日本中世の六古窯の研究や、正倉院蔵の奈良三彩の調査など古陶磁研究で多くの業績を残しています。その造詣は、朝鮮、日本の古陶磁から中近東、ヨーロッパの陶磁器、さらには現代陶芸まで広く及んでいます。研究以外でも、小山は文化財保護委員として国宝・文化財指定の業務に従事し、人間国宝制度の創設をはじめ、文化財行政の骨格を作り上げた一人として大きな役割を果たしました。また小山はその誠実で温厚な人柄から、石黒宗麿や荒川豊蔵はじめ、塚本快示、中里無庵、川喜田半泥子、北大路魯山人ほか近代の代表的な陶芸家たちと幅広い交流を持ちました。そして自身の作品においては地域の伝統や約束事にとらわれない自由な造形を追求し、その天衣無縫な作風は多くの人々に愛されています。
本展では、自著『骨董百話』などで取り上げられた六古窯や宋磁、朝鮮時代の陶磁の名品をはじめ、交友のあった陶芸家の代表作品、腕の冴えをみせる小山自作の陶磁器、そして研究資料など約128点を一堂に集めて紹介します。小山冨士夫の眼と技の世界を存分にご堪能ください。
ホームページ
http://www.cpm-gifu.jp/museum/
展覧会問合せ先
Tel.0572-28-3100
会場住所
〒507-0801
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
交通案内
[お車でのアクセス]

■ 東京→小牧JCT→多治見
(東名高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

■ 大阪→小牧JCT→多治見
(名神高速、小牧JCT経由 中央自動車道)

【中央自動車道・多治見ICから】
国道19号を土岐・中津川方面に 約5km
→ 東町1の交差点を右折

【東海環状自動車道・土岐南多治見ICから】
国道19号を多治見・名古屋方面に 約1km
→ 東町1の交差点を左折

※駐車場無料・一般車312台収容

[公共交通機関でのアクセス]

■ JR多治見駅までのアクセス方法
・東京方面… 東京→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅
・大阪方面… 大阪→(新幹線)→名古屋→(JR中央本線)→JR多治見駅

■ JR多治見駅から岐阜県現代陶芸美術館へのアクセス方法
①多治見市コミュニティーバス (ききょうバス)
…土・日・祝日のみ運行
料金:¥200 所要時間約25分
オリベルート「セラミックパークMINO」下車
※1日乗り放題フリーパス(300円)あり。

②東鉄バス
料金:¥270 所要時間約15分 (下車後、徒歩約10分)
・多治見駅前(南口) 東鉄バス3番乗り場より 【妻木線】もしくは【瑞浪=駄知=多治見線】のどちらかに乗車
・停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』下車 (バス停から施設まではバス停に取り付けられた案内板をご参照ください。)
※1. 【妻木線】で「タウン滝呂」経由の便は 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』を通りませんのでご注意ください。
※2. 停留所『セラパーク・現代陶芸美術館口』は、上りと下りではバス停の場所が違いますので、ご注意ください。

③タクシー 所要時間約10分
ホームページ
https://www.cpm-gifu.jp/museum
岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
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