博物館開館50周年記念展の第4部は、地域の学校教育の充実を図る為に、収集された考古資料と、もと鉄鋼業であった創立者耕三寺耕三が興味を抱いていた鏡を合わせて展示いたします。
考古資料は、縄文から古墳までの土器、骨角器、青銅器、玉類などを蔵していますが、今回は古墳時代を主に、宮崎県出土の銅鏡、近畿地方出土の勾玉、出土地は不明ですが装身具などをご覧いただきます。鏡は、先述の古墳時代より平安時代の唐式鏡から和鏡変遷期の鏡、また鎌倉、室町の和鏡と順を追って展示いたしました。重文3点、重美6点を含む古代日本のロマンと鏡の装飾文様をお楽しみください。