- タイトル等
藤田嗣治と彼が愛した布たち
- 会場
- 福岡市美術館
- 会期
- 2020-10-17~2020-12-13
- 休催日
- 月曜日(ただし、11月23日[月・祝]は開館して、翌24日が休館)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時30分
※10月の金・土曜日は午後8時まで開館(入館は閉館の30分前まで)
- 観覧料
- 一般1,300円(1,200円)、高大生800円(700円)
※前売券はありません。
※( )内は20名以上の団体、満65歳以上の割引料金。 ※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者、および中学生以下は観覧無料。
- 主催者
- 福岡市美術館、TVQ九州放送、西日本新聞社
- 協賛・協力等
- □企画協力:林 洋子(美術史家)
- 概要
近年ますます再評価の高まる画家、藤田嗣治(1886-1968)。彼が、生涯工芸品を愛したことはよく知られていますが、なかでも染織品や衣装ほど、絵のモティーフとして重要な役割を果たしてきたものはありません。むしろ、彼が描いた染織品こそが、パリでの人気を不動にし、節目の時期には、必ず染織品を描くことで新しい道を開こうとしたともいえます。本展は、描かれた染織品を通じて藤田の画業を検証する初の試みです。
藤田がパリで名声を勝ち得た1920年代の作品から、中南米旅行を経て日本に帰国していた時代の作品を中心に、画中に描かれた布や衣服について解き明かし、彼の画業に新しい光を当てます。特に日本滞在期の作品については、メゾン=アトリエ・フジタ所蔵の、藤田が愛蔵した染織品を作品とともに展示し、作品制作の秘密に迫ります。
一方、画家として世に出る前から、布に並々ならぬ関心を寄せていた藤田は、布を集めるだけでなく、針仕事にも熱心であったことが知られています。本展ではここにも注目し、彼が収集した布や、自ら製作した衣服や小物を展示します。藤田のフランスでの生活、日本への思いを、彼の針仕事から読み解きます。
- イベント情報
- 講演会
「藤田嗣治と彼が愛した布たち」
□講師:岩永悦子(当館館長) □10月25日(日) 14時~
「フジタよ眠れー菊畑茂久馬の戦争画論を読む」
□講師:山口洋三(当館学芸係長) □11月8日(日) 14時~
※会場はいずれもミュージアムホール(定員84人、先着順)
※新型コロナウイルスの感染状況によっては中止する可能性もございます。ご了承ください。
- ホームページ
- https://www.fukuoka-art-museum.jp/exhibition/fujita/