- タイトル等
荻原守衛 没後110周年記念 『荻原守衛のデッサン展』
- 会場
- 碌山美術館
- 会期
- 2020-04-07~2020-08-31
4 / 7 (火) ~ 6 / 30 (火) Ⅰ期 不同舎時代のデッサン
7 / 1 (水) ~ 7 / 31 (金) Ⅱ期 留学期の人体・石膏デッサン
8 / 1 (土) ~ 8 / 31 (月) Ⅲ期 留学期の解剖学研究デッサン
- 概要
本年は荻原守衛没後110年にあたります。これを記念して荻原のデッサンを3期に分けて展示いたします。
画家を志していた不同舎時代のデッサンからは、未熟な鉛筆使いから次第に習熟していった様子がうかがえるとともに、荻原の清廉な資質を感じ取ることができます。
留学期のデッサンはどちらも第二次ニューヨーク滞在期(1904年夏~1906年秋)のものと考えられています。1904年5月にパリでロダンの《考える人》を目にし、画家から彫刻家へ転身しました。そして彫刻家としての素養を培うため、とりわけ解剖学研究に力を注いだことが知られています。
やがて日本に近代彫刻の息吹をもたらし、傑作《北條虎吉像》《女》を生み出すことになる荻原守衛の修養の一端を感じ取っていただけましたら幸いです。
- ホームページ
- http://rokuzan.jp/%e4%bc%81%e7%94%bb%e5%b1%95/